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ニカラグア出張報告
1.1月18日~19日、米国出張の帰りに、中米のニカラグアを訪問。アラーナ在京ニカラグア大使が、私が米国メリーランド大学院に留学した時の同級生ということもあり、私自身が自民党ニカラグア友好議員連盟の会長を務めており、2008年6月以来、2度目の訪問である(2008年7月5日活動報告参照)。

2.ニカラグアのオルテガ大統領は反米の代表としてよく話題になるが、経済面では、米国との関係も深く、また、日本との関係では極めて親日的である。日本がODAで提供した橋は大型ハリケーンでも崩れなかったとして、記念切手を発行したり、国際会議では常に日本の立場を支持してくれている。

3.今回もオルテガ大統領とはざっくばらんな雰囲気で会談できた(写真①)。再選されたことの祝意を示すとともに、日本の協力を継続したい旨述べた。その後、記者からのインタビュー()。また、旧知のサントス外務大臣とも、かなり突っ込んだ話を行った(:2010年1月26日とっておきの一枚参照)。ニカラグアはイランとも関係が深く、イラン情勢についても意見交換を行った。そのサントス大臣ともぶら下がりで取材を受ける()。同じく旧知のマルティネス運輸大臣(:2008年8月19日とっておきの一枚参照)とは、日本からの支援の下、現在建設中のサンタフェ橋について意見交換した。地元兵庫県の企業も参画しているとのこと。安全に着工されることを期待したい。特に、何かともめごとの多い隣国コスタリカにつながる橋であり、両国関係の発展にもつながることを期待したい。

4.その他、ヌニュス国会議長()、投資を誘致するプロ・ニカラグアの幹部()とも意見交換を行った。

また、首都マナグア市長に当選後自殺したアレクシス・アルゲーリョ元市長の記念碑の前で冥福を祈りつつ、記念の一枚()。アレクシスは、元世界チャンピオンで私が東大ボクシング部時代にあこがれたボクサーの一人であった。彼のほとんどの世界戦はビデオで見たと思う。前回のニカラグアを訪問した時には、ちょうどマナグア市長選の直前で、オルテガ大統領と一緒にお会いした(2008年7月5日活動報告の参照)。心から冥福を祈りたい。