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洲本高校激励、石川県で葬儀、神戸で「京」コンピュータ視察。
1.2月18日(土)、朝一番の飛行機で地元へ。洲本市の柳学園高校の卒業式で祝辞を述べる(その模様はこちら)。

2.そのまま、春の甲子園出場が決まった洲本高校野球部の皆さんを激励(写真①、②)。思う存分戦って優勝を目指してほしい、旨を話した。もちろん高校生だから、当然ミスも出る。私たち大人でさせ、しょっちゅうミスするので当然だ。でもそのミスが少しでも減るよう、また、ミスしたとしてもその後みんなでフォローできるよう、残り一か月間緊張感を持って練習に取り組んで欲しい旨、激励した。3月21日からの甲子園が楽しみだ。

3.2月19日(日)は、石川県小松市で、故塚林治雄・小松電業所会長のご葬儀に参列した。塚林さんには、私が通産省(当時)から石川県商工課長に出向していた時(1995〜97年)、大変可愛がって頂いた。ほんわりと暖かいお人柄で、とつとつとした話し方ではあったが、親会社のコマツの経営や、地元の中小企業の将来について、よく教えて頂いた。今では大連、青島など中国に三か所の工場を展開された。あれから15年経て、グローバルな中堅企業に変身・成長を遂げられていたのである。こうしたことを葬儀に参列して初めて知った。感銘を受けると同時に、70才という早すぎる人生に涙を止められなかった。弔辞を読まれた山口徹・共和工業所社長の金沢・片町でのエピソードも、ご長男の喪主としてのご挨拶もほほえましいお話で、本来なら葬儀の場になじまないような内容であったが、塚林さんらしい「ほのぼのとした」ご葬儀となった。心からご冥福をお祈りしたい。

4.その後、雪の中、北陸本線の特急サンダーバードで地元へ。
明石市魚住地区の「康風会」役員懇親会である()。その場では、先日の予算委員会での私の質問について、多数の激励を頂いた。もちろん、自民党の政治姿勢へのご批判も多数頂いた。心して頑張らないと。

5.20日(月)は、早朝から明石駅に立ち、その後、事務所で打ち合わせ。午後には土地改良事業団体連合会理事会。
 夕方には、神戸ポートアイランドの理化学研究所の「京」コンピュータを視察(、⑤、⑥)。私は、自民党スーパーコンピュータ推進議員連盟の事務局長を務め、神戸への誘致に微力ながら尽力したが故に、極めて感慨深いものがある。世界最速の10ペタフロップス/秒(=1京)の計算能力である。これは、地球上の全人口70億人が毎秒1回計算しても、17日かかる1京回の計算を、「京」コンピュータはたった1秒で計算するのである。
しかし、第2位の「天河1A」を擁する中国は、今や自国でCPUを開発するまでになっており、国防科学技術大学をはじめ猛烈に追い上げている。 また、米国も10ペタを超えるスーパーコンピュータの開発を急いでいる。日本も一位になったからと言って、うかうかしていられないのである。

 理化研では、「京」を活用して①創薬、②新物質、③防災(津波)予測、④設計プロセス革新⑤宇宙の解明、といった重点5分野の研究・開発を進めることとしている。常に世界No.1を目指すと同時に、この世界最速の技術を活かして、新薬の開発や新素材の開発を進めることが何より大事なのである。是非応援したい。