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2019.11.14

新たな経済対策の策定へ、ノーベル化学賞受賞者吉野彰先生との対話、NHK日曜討論出演

1.11月8日、台風15号及び19号をはじめとした一連の豪雨・暴風を受けて、「被災者の生活生業の再建に向けた対策パッケージ」を決定しました。中小企業等へのグループ補助金などの支援、農業分野において果樹の植替えや代替農地の確保など、予備費1,316億円により被災地の復旧・復興を迅速に進めます。

2.また、安倍総理より、新たな経済対策の策定について指示をいただきました。
新たな経済対策は3本の柱からなります。
第一の柱は「災害からの復旧・復興と安全・安心の確保」です。被災者の生活・生業の再建に向け、予備費に加え、補正予算により切れ目なく復旧・復興を加速します。また防災・減災・国土強靭化については、「3か年緊急対策」を着実に実行しつつ、今回の台風被害の教訓、知見を踏まえ、これを更に強力に進めていきます。
第二の柱は「経済の下振れリスクを乗り越えようとする者への重点支援」です。生産性向上など未来に向かってチャレンジし、様々なリスクを乗り越えようとする中小・小規模事業者、農林水産業、地方などを重点的に支援します。農林水産業の成長産業化や輸出力強化、地方創生の推進に取り組みます。
第三の柱は「未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持・向上」です。新しいIT技術等の実現に向けたイノベーションの促進、外国人観光客誘客など、ポスト・オリパラを見据えた成長力の強化に重点的に取り組みます。環境・エネルギー分野において、世界を牽引するイノベーションを加速します。また、自動ブレーキ搭載車、踏み間違い防止装置等の普及による高齢運転者による交通事故対策、生産性向上を支えるインフラの重点整備、子育てしやすい生活環境の整備に取り組みます。
海外経済の下振れリスクを確実に乗り越え、持続的な経済成長の実現につながる、新たな経済対策をとりまとめてまいります。

3.また同日、第2回の全世代型社会保障検討会議を開催しました。今回は、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の医療提供者の方、若者・女性の代表の方に会議にご出席いただきました。それぞれのお立場から、予防・健康づくりの推進、国民皆保険制度の維持、負担能力に応じた負担、所得の低い方への配慮など示唆に富んだご意見を伺いました。これらのご意見を踏まえ、年末の中間報告に向けしっかりと検討を進めてまいります。

4.最後に、今年度のノーベル化学賞を受賞された吉野彰先生のお話をお伺いしました。先生は33歳の時に、リチウムイオン電池研究を始められ、その後約40年その道一筋に取り組んでこられました。「研究者には執着心と柔軟性が必要」。先生のお言葉です。この言葉は政治家にとってもきわめて大事です。先生の成し遂げられたノーベル賞受賞という偉業とそれに至る長い道のりに想いを馳せながら、日本の将来のために絶対に必要だと思う政策を実現する「執着心」とともに、進めるための「柔軟性」をもちながら、全力を尽くしてまいりたいと思います。

【テレビ出演のお知らせ】
11月17日(日)9:00~10:00 NHK総合「日曜討論」
●消費増税と日本経済 ●世界経済など将来リスクと経済政策 等

「被災者の生活生業の再建に向けた対策パッケージ」を決定(2019年11月9日)
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