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アメリカ、カナダ、南スーダン出張報告①
1.4月28日、NY到着。西田恒夫国連大使や日系企業の方々と懇談、意見交換。29日朝食は、コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授と意見交換しながら(写真①)。日本の政治の歴史、現状含め、極めて精通しておられる教授だけに、冷静に安倍政権の評価をお聞かせ頂いた。特に、アベノミクスの第3の矢の内容について、大きな期待と同時に檄を頂いた。

2.その後、国連本部で、PKO局のミュレ次長と意見交換()。日本のPKOに対する高い評価を頂くと同時に、南スーダンでの自衛隊の活動について意見交換。
続いて、国連本部で勤務される中満泉部長、鈴木彩果アフリカ第一部次長、永吉健太郎軍事計画官と意見交換(、④)。中東・アフリカの情勢、特にシリア情勢やコンゴ民主共和国のPKOなどについて詰っこんだ議論を行った。シリアは既に7万人もの死者が出ており、年内には10万人にも達しそうな勢いであり、国連として何らかの対策を検討しているとのこと。

3.午後、ニューヨークからワシントンD.C.に飛び、まず旧知のマイケル・グリーン・元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長と意見交換()。中国からのサイバー攻撃に悩まされている話や、日米関係の様々な課題について議論。6月11日(火)11:30~には、私の主催する若手議員の勉強会「経済活力・雇用創出研究会(活力研)」で講演頂く予定だ。
その後、USJI(日米研究インスティテュート)主催の講演会でスピーチ()。スピーチのあと、米国の通商政策に詳しい、シャピロ氏(元USTR大使)、ファーバー氏(元国務省経済担当次官補)、ブルース・ストークス氏(元ナショナル・ジャーナル コラムニスト、現ピュー・リサーチセンター グローバル経済調査部長)と、TPPなどについて、ざっくばらんに意見交換()。

4.4月30日(土)には、大統領次席補佐官で、次期USTR代表のマイク・フローマン氏、ラッセル国家安全保障会議アジア上級部長、USTR代表代行のマランティス氏()、同代表補のカトラー女史と意見交換。ケリー国務長官の側近の国務省のマッキーン政策企画部長ともケリー外交の方針、北朝鮮情勢などについて意見交換。その後、中国の専門家で、旧知のリチャード・ブッシュ氏と意見交換(ブッシュ氏については、インタビュー記事が、5月14日・日本経済新聞朝刊7面に掲載)。大変有意義な意見交換ができた。

  • ジェラルド・カーティス教授
  • ミュレ次長
  • PKOに関する意見交換
  • 中満部長、鈴木次長、永吉軍事計画官
  • マイケル・グリーン元NSCアジア上級部長
  • USJIセミナー
  • TPPに関する意見交換
  • リチャード・ブッシュ氏)