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アメリカ、カナダ、南スーダン出張報告②
1.5月1日(水)、カナダの首都オタワに移動。オタワは、人口約90万人だが、穏やかな落ち着いた街だ。オタワはオンタリオ州だが、川を渡れば、ケベック州で、ケベック側から見た国会議事堂を中心とする街並みは本当に美しい(写真①)。

2.まず、ファスト貿易大臣と会談()。ファスト大臣とは、4月12日に、甘利大臣とともにお会いしている()が、日本のTPP参加について、7月の会合が設定されれば、実質的に参加できるように、あらためて協力を求めたところである。
 また、リッツ農業大臣、ボネット農業生産者連盟会長()とも会談し、カナダの農産物供給管理制度等について、意見交換を行った。

3.昼には、議会内のレストランで、日加友好議員連盟のメリフィールド国際貿易委員会委員長、ケディ国際貿易大臣政務官と昼食懇談会(、⑥)。かつてカナダとアメリカの二国間のFTAを結ぶ時、カナダのワイン産業は壊滅的になると予想されたが、実際には、確かに業者数は減ったものの、品種改良などを行い、オカナガンの赤ワイン、ナイアガラの白ワインなど競争力のある美味しいワインが生き残り、むしろ生産が増えた、との話を伺った。
 また、ゴサル・スポーツ担当大臣とも意見交換()。インドのパンジャブ出まれの大臣で、カナダは本当に世界中の人材を活用していると思う。日本も見習わなければならない。
いずれにしても、カナダと日本は、相互補完関係にあり、Win-Winの関係を築ける。TPPはじめ、経済関係のみならず安全保障面含め幅広い分野で連携を図っていきたい。

  • オタワの街並み
  • ファスト貿易大臣
  • ファスト貿易大臣と甘利大臣
  • ボネット会長
  • 昼食懇談会①
  • 昼食懇談会②
  • ゴサル・スポーツ担当大臣