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米国・南米出張(その②)「ベネズエラ編」~チャベス政権と石油市場の今後~
1.11月22日(土)、朝5時半起床。6時にニューヨークのホテルを出発し、8時の飛行機でマイアミ経由、ベネズエラの首都カラカスに向かう。
夕方17時にカラカス到着。高校の先輩でもある下荒地修二大使から「この6月に来てくれた時は、10年ぶりの国会議員の訪問であったが、1年に2度来てくれた国会議員はいない」といつもの調子で歓迎して頂いた。
夕食は、大使公邸で、日系企業の方々にも参加頂き、ベネズエラ情勢について意見交換(写真①)。LNG契約を結んだ商社の方々から、署名式典に出席したチャベス大統領の印象などを伺う。
2.23日(日)、ベネズエラ石油公社(PDVSA:ペドベサ)の元理事のカビラ氏を囲んでの朝食会()。石油価格の見通しや、翌24日(月)に予定される大型地方選挙の見通し、チャベス大統領の政権運営などについて意見交換。
その後、ペドベサの経営、チャベス政権の政策等について、専門コンサルタントの方と情報交換()。
午後、休日にもかかわらす、ペドベサの現財務担当理事であるカレージョ氏と面談(、⑤)。昨年よりベネズエラ産原油が日本に輸出され、日本にとって供給源の多面化につながっているが、さらに関係を強化すべく交渉を続けている。その詳細は明らかにできないが、日本の立場・主張を良く理解して頂いているものと期待したい(、⑦は、ペドベサの理事室から見た、山に囲まれたカラカス市内の風景)。
3.昼食は、遅めのスペイン料理。手頃な値段で中々の美味である。少しパエリア風の魚介類おじやは、旧スペイン圏ならではの逸品()。夕方、カラカス空港から、コロンビアの首都ボゴタ経由でエクアドルの首都キトへ。
4.ベネズエラは、チャベス大統領という反米政権のため、企業の投資も敬遠されがちであったが、オリノコ河流域にあるオリノコ重質油を含めると、膨大な石油埋蔵量を有しており、近年の石油価格高騰により、このオリノコ重質油も経済性・採算性が確保される見通しがたったことから、日本企業の関心も高まっている。
さらに、対話を重視するオバマ政権の誕生は、チャベス政権にとってもベネズエラの一般民衆にとっても、米国との関係回復への期待が強く、進出する日本企業の安心感につながっている。
また、このところの円高は投資、即ち資源権益確保のチャンスでもある。まずは、政府間でしっかりと枠組み、信頼関係をつくりたい。
夕方17時にカラカス到着。高校の先輩でもある下荒地修二大使から「この6月に来てくれた時は、10年ぶりの国会議員の訪問であったが、1年に2度来てくれた国会議員はいない」といつもの調子で歓迎して頂いた。
夕食は、大使公邸で、日系企業の方々にも参加頂き、ベネズエラ情勢について意見交換(写真①)。LNG契約を結んだ商社の方々から、署名式典に出席したチャベス大統領の印象などを伺う。
2.23日(日)、ベネズエラ石油公社(PDVSA:ペドベサ)の元理事のカビラ氏を囲んでの朝食会()。石油価格の見通しや、翌24日(月)に予定される大型地方選挙の見通し、チャベス大統領の政権運営などについて意見交換。
その後、ペドベサの経営、チャベス政権の政策等について、専門コンサルタントの方と情報交換()。
午後、休日にもかかわらす、ペドベサの現財務担当理事であるカレージョ氏と面談(、⑤)。昨年よりベネズエラ産原油が日本に輸出され、日本にとって供給源の多面化につながっているが、さらに関係を強化すべく交渉を続けている。その詳細は明らかにできないが、日本の立場・主張を良く理解して頂いているものと期待したい(、⑦は、ペドベサの理事室から見た、山に囲まれたカラカス市内の風景)。
3.昼食は、遅めのスペイン料理。手頃な値段で中々の美味である。少しパエリア風の魚介類おじやは、旧スペイン圏ならではの逸品()。夕方、カラカス空港から、コロンビアの首都ボゴタ経由でエクアドルの首都キトへ。
4.ベネズエラは、チャベス大統領という反米政権のため、企業の投資も敬遠されがちであったが、オリノコ河流域にあるオリノコ重質油を含めると、膨大な石油埋蔵量を有しており、近年の石油価格高騰により、このオリノコ重質油も経済性・採算性が確保される見通しがたったことから、日本企業の関心も高まっている。
さらに、対話を重視するオバマ政権の誕生は、チャベス政権にとってもベネズエラの一般民衆にとっても、米国との関係回復への期待が強く、進出する日本企業の安心感につながっている。
また、このところの円高は投資、即ち資源権益確保のチャンスでもある。まずは、政府間でしっかりと枠組み、信頼関係をつくりたい。