1．5月10日（土）、朝一番の飛行機で羽田から徳島空港へ。今日は朝から行事がてんこ盛りである。
まず、洲本市由良の成ヶ島でのエコ・ツアーである（写真①）。由良のこの地域は国の予算で歩道、休憩所、トイレ、案内板、生物の紹介などの施設が整備され（）、特に成ヶ島は独特の生態系を持ち、珍しい生物も多く、エコツア－にふさわしい絶好の場所である。今日はあいにくの雨だが、それでも島の内外から約100名の方が参加して頂き、ガイドさん（といっても、地元のボランティアの皆さん）の説明を聞きながら島を巡る。

2．私も（短い時間だったが）少し歩いてみると、ミヤコグサ（）や、ハナダイコン（）など、いろんな種類の野草が群生している。ハナダイコンの根はダイコンによく似ているそうだが、あまり美味しくはないらしい。また、外浦（つまり、大阪湾側）に出てみると、大きなクジラの骨が空き缶やペットボトルとともに漂着していた（）。このゴミを減らすことも大きな政策課題である。一方、内浦では、クラゲが異常に繁殖（）。生態系が少しずつ変わり始めているのかもしれない。地球の財産、この成ヶ島の特異な生態系を守ることが大切で、そのためにも、今日のようなエコツアーを通じて環境への意識を高めていくことが大事である。

3．11時、後援会の方の葬儀で焼香。12時すぎ、第28回明石民舞まつりで挨拶（）。「最近、厳しいことを言われることが多いが、今日は華やいだ雰囲気で、ほっとする」といった心情を吐露（とろ）させて頂いた。
そして、友人の歯医者で親知らずの抜歯。4本あったうちの最後の1本であるが、かかった時間はあっという間。しかし、抜いたあとの出血がなかなか止まらず、口の中が気持ち良くない状態が続く。

4．そんな中で、医師会のフォーラム（）、明石ボーイスカウト50周年（）、明石婦人防火クラブ連絡協議会10周年（）で挨拶。夕方は、淡路西村会のセミナーのため、南あわじの「うめ丸」へ。今日は、デザイナーの桐山さんに、中小企業が持ち前の技術を生かしていかに商品開発を行うか、いかに市場開拓を行うか、といった話を伺う（、⑫）。約200名の参加者には、きっと何らかのヒントがあったはずだ。地元の活性化のために、ともに汗をかきたい。