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GW出張報告(その7:フイリピン編)
1.航空便の都合で、一日フィリピン・マニラに立ち寄りました。何と、サウジのジェッダとマニラの定期便があるのです。

2.フィリピンは海外で働き,自国に送金をする人が多く、このいわゆる「出稼ぎ経済」が、フィリピン経済の約30%を支えているとも言われている。サウジでも多くのフィリピン人が、建設や家政婦などの仕事に携わっているのである。もちろん、中でも能力の有る人はマネージャーのような立場になる人も多い。英語が話せる強みである。現にサウジ・ジェッダの日本企業でも、多くのフィリピン人が管理職として働いていた。

3.フィリピン社会は極端に二極化している。マニラの中心部マカティは近代ビルが立ち並び、おしゃれなバーやライブハウスには、若者たちが集う。しかし、一方で「スモーキーマウンテン」のように、ゴミの中で生活する人も多い。この不満がアロヨ政権への批判にもつながっている。

4.フィリピンは米国と同盟国にあり民主主義国家である。台湾にも近く、地政学的にも重要な位置にある。親日的な国だけに、もう一度、フィリピンとの関係の重要性を考えてみたい。
  • マニラの中心部は近代都市です。
  • 一方で、少し車で走るとこんな光景です。
  • 「バラクラン」の市場。すごい人です。
  • 大使公邸で頂いた「ラプラプ」と呼ばれる白身の魚。中々美味です。