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兵庫県連政経セミナー開催。臨時国会会期末に向け慌ただしい日々。
1.12月1日(水)午後、羽田から伊丹へ飛び、16時から神戸で、自民党兵庫県連主催の、友好団体の皆さんとの政経セミナーに出席。県連会長としてご挨拶申し上げた(写真①)。今回は、麻生太郎元総理をゲストに、1000名を超える皆さんが集まってくれた。民主党の政権運営が行き詰まる中、自民党に対する期待が高まっているのを痛感している。しかし、自民党に対する支持率が上がってきたからと言って、決して気を緩めてはならないのである。昔の派閥政治、密室政治に戻してはならない。2日(木)10時からの「党・政治制度改革実行本部」の会合でも、こうした意見が数多くなされた。

2.2日(木)朝8時、「税理士制度改革議連」、「LPG対策議連」で地元の皆さんに挨拶し、8時半、外資系金融機関のセミナーで講演(写真②、③)。投資家の皆さんも含め、日本経済、経済政策の方向性などについて意見交換を行った。やはり、日本の先行きについて不安視する声、成長性が見えないなどの声が多かった。私なりの考え、自民党の政策の方向性などを示し、理解を求めたが、今の民主党政権の経済政策では、日本からの企業、資金の離反が加速されている。もう一刻の猶予も許されない。

3.11時、「海外インフラ推進連盟」設立総会に発起人として出席。11時15分、農林部会で、島根県における鳥インフルエンザ発生予測の現状について、説明を受け、その対応を議論。その後、当面するコメ問題についても議論。

4.昼は、グループ「新世紀」で、仲間と情報交換し、その後、経済産業委員会理事懇談会。明日12月3日(金)、この臨時国会は閉会する。民主党政権は、今国会で、「朝鮮半島に由来する図書」を、韓国政府に引き渡す条約の承認を求めており、「自民党が妨害している」と主張するが、民主党のいつもの稚拙なやり方なのである。唐突に提案し、十分に審議も行わずに採決を求めるのである。何故、この今国会の冒頭に提出し、審議を行わなかったのか。百歩譲って、今からでも国会を1~2週間延長すれば、しっかり審議を行って採決を行うこともできるのである。国会の会期延長も行わず、全く審議もせずに、いきなり本会議での採決など、あり得ない。そもそも、韓国側が所有している図書の日本への引き渡しなど、いくつかの論点がクリアされていない。責任は民主党にあることを主張しておきたい。

なお、経済産業委員会理事懇談会では、中小企業支援の決議などを議論。中小企業対策は与野党を超えて行うべきことであり、その文案をとりまとめる。

5.14時、私が事務局長を務める、超党派の「日本・インド友好議員連盟」総会。年内で退任されるシン駐日インド大使を招いての意見交換会だ。私は、今年も3度訪印したが、本年ようやく日・印EPAが合意となった。日印関係の新たな時代のスタートである。

6.16時、自民党内のTPP対応検討会。続いて、税制調査会。自民党として、税制改正案のとりまとめである。

夕方から、アラブ首長国連邦ナショナルデーのレセプション。同じ兵庫出身の谷公一代議士のパーティー、超党派の先輩議員との懇親会と続く。
  • 写真①
  • 写真②
    後藤田正純代議士と一緒に。
  • 写真③