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経済産業委員会で質問。 
1.10月27日(水)朝9時から、経済産業委員会で質問に立った(写真①、②)。今国会初めての経済産業委員会において、野党筆頭理事として、トップバッターである。
しかし、私の質問に対し、大畠経済産業大臣からは、東シナ海でのガス田開発問題についても、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加問題についても、日本の国益を考える、あるいは日本の繁栄をつくる、その決意、覚悟が感じられなかった。何とはぐらかしながら「西村委員の考えているとおりのことです」との答弁まで。それなら、私が大臣に代わって答弁するぞ、早く政権を代われ、と、そんな決意を新たにした次第である。

2.TPPも、アジア太平洋地域に広く自由経済圏をつくるという相当ハードルの高い構想で、仮に農作物も含めて即時に関税撤廃するとなると、日本の農水産業は壊滅的な打撃を受ける。こういう話なら私も反対である。しかし、成熟した先進国同士がより高度な、より自由な経済圏を作ろう、という構想は素晴らしい話である。そして、このTPPに参加しようと思えば、日本の農業の競争力を強化し、国を開いていく覚悟が必要なのである。しかし、その覚悟なしに、軽々しく「TPPへの参加を検討する」と言ったことが大問題である。“鳩山前総理の引退撤回”や“民主党の企業献金廃止の方針撤回”も然り。長期的な戦略や覚悟なしに、その場しのぎの対応をしていることが民主党の体質の大きな問題点なのである。一日も早くこの民主党政権を倒さなければならない。
  • 写真①
  • 写真②