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国際関係の会議続く。民主党の経済政策を批判。 
1.10月21日(木)、朝8時、税制改革に向けて、経済界からのヒアリング。ライバルである韓国企業との税負担の比較や、複雑な税制の簡素化などについて、議論となる。

2.9時、会館事務所に世界最大の風力発電メーカーのヴェスタス社(デンマーク)のアジア担当副社長が来訪。日本の再生エネルギー政策について意見交換を行った(写真①)。

3.10時、超党派のキューバ友好議連で、あのキューバの革命家・チェ・ゲバラ氏の娘さんアレイダ・ゲバラ氏をお迎えしての茶話会だ(写真②)。キューバはまだ訪問したことがないが、例えば、医学は進んでおり、ベネズエラはじめ、中南米の国々に多くの医師を派遣している。しかし、一方で、アメリカとの関係回復ができておらず、貿易は制限され、途上国の側面も強い。他方、オバマ政権の誕生で今後、アメリカとの関係修復が進む可能性もでてきており、資源、観光をはじめとして可能性のある国だ。

4.10時半、衆議院経済産業委員会・理事懇談会。理事会や、やや非公式な(カジュアルな)理事懇談会は、審議の進め方について与野党間で意見調整する場であるが、私は野党筆頭理事として、東シナ海ガス田の中国側のリグ(矢ぐら)の状況、海面の状況についての写真を公開するように求めた。陪席の中山政務官は、即答できず、持ち帰って検討することになった。民主党政府の「隠ぺい的な」体質を質しつつ、東シナ海の公式の視察も視野に要求していきたいと考えている。

4.11時、「創生日本」の役員会。尖閣列島の領土保全、東シナ海のガス田開発などについて、日本として打ち出すべき政策を議論。

5.昼食は、無派閥のグループ「新世紀」の仲間と。13時、超党派の日本・インド友好議連が再発足することとなり、会長に福田康夫元総理、会長代理に川端達夫代議士、私は事務局長として、会の運営の中心的役割を担うことになった。民主党、公明党の方々をはじめ、与野党間の連日の厳しい折衡を忘れ、比較的なごやかな会となった(写真③)。やはり、インドの重要性は与野党共通の認識だ。

6.今日は、こうして、国際的な話題の会議が分刻みで続くが、会議の合い間に、南あわじ市の中田勝久市長が訪ねてくれた(写真④)。地元経済の活性化が急務で、いろいろと意見交換しながら、知恵を絞る。

7.15時、シャドウ・キャビネットで、民主党の経済対策や、その後出てくるであろう、補正予算(案)への対応について協議(写真⑤)。そもそも、子ども手当てなどバラマキを停止しないと話にならない(自民党の考えはこちら)。少なくとも所得制限を入れるなど、限られた財源を有効に使う工夫が必要だ。自民党として、民主党の経済無策を堂々と批判しつつ、自分たちの考え方をしっかりアピールすることが大事である。経済政策の責任者の一人として、全力で補正予算の審議に臨みたい。


  • 写真①
  • 写真②
  • 写真③
  • 写真④
  • 写真⑤