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国会審議、与野党調整の本格化。
1.10月19日(火)、経産部会で独禁法改正案の検討会をスタート(写真①)。今回の改正は、いわば公正取引委員会が「裁判官」と「検察官」の両方の役割を担う、「審判制度」を廃止するもので、その是非について、議論を進める。衆議院経済産業委員会(平成21年4月24日)及び参議院経済産業委員会(同年6月2日)における附帯決議で、自民党も賛成して「現行の審判制度を現状のまま存続することや、平成十七年改正以前の事前審判制度へ戻ることのないよう、審判制度の抜本的な制度変更を行う」とされているため、一定の方向性は出ているが、あらためて、部会長として、党内の議論を深める。

2.その後、衆議院本会議をはさんで、国会見学の小学生に国会の仕事を説明したり、地元日の出農協の石田正組合長の来訪を受けたり、分刻みのスケジュールが続く。

3.夕方には、地元に日帰り。地元明石の後援会の方のお父様の弔問にお伺いした後、産経新聞社の淡路支局主催の「正風会」で講演(写真②)。

4.20日(水)、朝から、経済産業委員会で、経産大臣の所信を聞く。その後も、衆・参の経済産業委員会の自民党理事メンバーとの打合せ、経済産業部会での独禁法検討会、都市農業研究会などが続く。さらに「インド友好議員連盟」、「宇宙基本法フォローアップ協議会」、「新世紀の安全保障体制を確立する議員の会」の役員会や打ち合わせが続く。これらはいずれも、超党派の会のため、与野党間、特に民主党との調整に手間取る。ねじれ国会の中、粘り強い折衡が鍵だ。気を引き締めて取り組みたい。
  • 写真①
  • 写真②