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地元で行事参加。民主党政権への不満・不安噴出。
1.10月2日(土)朝一の便で地元へ。淡路市共進会(和牛の品評会)で挨拶(①)。農家の皆さんからは、口蹄疫への不安もさることながら、米価が大幅に下落していることへの不満を伺った。民主党政権の1万5千円の支援以上に米価が下落し、減反の効果もなく、バラマキへの不満に声を荒げていた。その上、今夏の猛暑で、野菜も育たず、嘆かれている方も多い。緊急の農業対策が必要である。

2.その後、明石大橋を渡り、新黒橋の竣工開通式に出席し、挨拶(写真②)。総額81億円の事業費のうち43億円を国から補助を行った。明石は東西に広がった町で、国道2号線、JR、山陽電鉄と東西の道は便利だが、南北の交通が課題である。この黒橋は東部の南北線の要で、交通量も多い。そのために渋滞もしばしばで、しかも歩道はせまく、安全性の視点からも、架け替えが課題であった。ようやく10年がかりで完成した事業である。

3.昨秋の政権交代で、民主党政権には「コンクリートから人へ」の公約の下、公共投資を大幅に削減した。もちろん、無駄な公共投資はやるべきではなく、自民党政権時代も毎年3%の削減を行い、ピーク時に比べ半減するところまで来ていた。しかし、その上に、民主党政権の大幅削減である。井戸兵庫県知事によれば、30%もの削減で、これにより、小中学校の耐震化工事もストップしてしまったのである。しかし、この黒橋や、明石市で言えば、国道2号線の拡幅など、必要なインフラ整備はまだまだあるのである。今国会の補正予算で、民主党政権は、公共投資の拡大を盛り込むようであるが、それでは「コンクリートから人へ」は一体どこに行ったのか。政策転換したのか。その場しのぎでかっこいいことを言うが、結局、自民党時代の政策に戻っているのである。経済政策について、今国会で、しっかり論戦したい。

4.午後は、淡路市柔道大会で選手の皆さんを激励(写真③)。嘉納柔道の教え、「精力善用」「自他共栄」「集中力」について話した。実は、先の2つの教えは、母校灘高の校是でもある。灘高の創設者・出資者である、酒造メーカー菊正宗・白鶴のオーナーは嘉納家であり、柔道・講道館の創設者嘉納治五郎と親戚になるからである。

夕方には、その母校灘高の同窓会総会。関西の企業経営者も多く、円高対策、景気対策の緊急性を訴えられた。

5.3日(日)は、朝から、明石市内各地で街頭演説を行った(写真④)。民主党政権の屈辱的な外交の失態を批判しつつ、あわせて経済政策の必要性などを訴えた。

6.その後、明石市女性団体協議会創立30周年記念式典(写真⑤)、兵庫食糧国民健康保険組合創立60周年記念式典(写真⑥)で挨拶。いづれも様々な苦難を乗り越えて、活動を続けてこられた。そのお世話をされてこられた皆さんに敬意を表し、さらなる発展をお祈りした次第である。

  • 写真①
  • 写真②
  • 写真③
  • 写真④
  • 写真⑤
  • 写真⑥