BLOG

鳩山総理辞意。解散総選挙で信を問うべき。
1. 鳩山総理が辞意を表明した。自分の責任を本当感じているのか疑うような、自己陶酔した会見だった。国民の期待を裏切った責任は重い。外交も内政も大混乱している。これは、鳩山総理、小沢幹事長だけの責任ではない。民主党の体質が問題なのであって、党全体の責任である。

2. 鳩山総理は、昨夜も、親指を立てて、続投意欲を示したばかりである。参議院選挙が目前に迫る中、政治とカネの疑惑隠し、選挙目当ての“表紙の取り換え”と言わざるを得ない。まさに自民党をあれだけ批判していた“政権のたらい回し”をやろうとしているのである。政治とカネの問題のみならず、ここでも古い自民党のやり方を真似しているのである。まして、鳩山総理・小沢幹事長・輿石参院議員会長の幹部三人組が密室で菅直人後継総理と決めたとすれば、まさにどこかで見た光景である。

3. 今回の辞任劇は、数々のマニフェスト違反はもちろんのこと、郵政法案など国民の生活・経済に大きな影響のある重要法案について、強行採決を繰り返してきたツケでもある。マニフェストの政策を変え、総理が代わるなら、国民の信を問うべきである。解散総選挙を強く求めたい。