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民主党の「多数の横暴」に対抗。
1.2月25日(木)、都内ホテルでイランのラリジャニ国会議長はじめ10名の国会議員と意見交換しながらの朝食会。特に、核開発について議論。日本はイランと歴史的に友好的な関係を有しており(わが国の石油の約12%を輸入している)、友好国としてはイランの主張を信じたいが、IAEAの査察の完全受け入れをはじめ、国際社会から信頼されるための対応をとるよう求めた。

2.昼食は、ロシア大使と。こちらも、北海道での漁船の事件など再発しないよう申し入れつつ、大使からは、日本の政治状況についてたくさんの質問があった。ロシアの経済情勢についても意見交換。

3.午後は、断続的に衆議院本会議。圧倒的多数を背景に強引に国会運営を進める松本議会運営委員長の解任決議案、横路衆議院議長の不信任決議案を提出し、採決。数の力で否決されたが、議長や議運委員長には、公正で中立的な国会運営が求められる。最後は多数決で決するのは当然であるが、少数意見も十分に配慮するのが民主主義でもある。そして、国会には、歴史的に少数政党の立場・主張にも配慮した様々なルール・慣行がつちかわれてきたのである。こうしたルールや慣行を無視しての「多数の横暴」を許してはならない。そして我々も審議拒否はやめて、堂々と国会の場で論戦する次第である。