BLOG

生活保護制度の問題点。
1.2月24日(水)、今日は党本部で各部会・勉強会が開かれた。「民主党の政権主導の問題」、「畜産・酪農・水産部会」、「厚生労働部会」などである。厚労部会では、生活保護費の問題について議論。年齢的に働くことのできない高齢者や障がい者については、当然国が最低限の生活を保障すべきであるが、そうだとしても、東京都内では、生活保護を受ける単身高齢者に、約8万円が支給され、国民年金の支給額6.6万円を上回る。真面目に年金保険料を払ってきた高齢者の受取額を上回るのである。これでは、若者が年金保険料を払わなくなって当然である。払わなくても、生活保護を受ければ、年金以上の金額をもらえるのである。この矛盾は早急に解消しなければならない。
また、偽装離婚をはじめ、働けるのに働かず、生活保護を受けている世帯も少なくない。私から「『出口戦略』をしっかり作るべき。一時的に働けなくなった人でもしっかり職業訓練を受け、一定期間内に自立していくプログラムを作るべき」と申し上げた。

いずれにしても、働くことができず本当に苦しい思いをしておられる方々にしっかりと支援がいく生活保護制度でなければならない。

2.その後は、審議拒否を巡る国会対応や、今後の対民主党戦略などについて、若手同志で断続的に議論。私の事務所にも、兵庫県連にも、審議拒否に対する批判の電話・メールが多く寄せられている。若手中心に国会の場で堂々と論陣を張ることによって、与野党どちらの主張が正しいか、国民の皆さんに判断してもらうべきではないか。野党にとって国会こそが見せ場なのである。