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八ッ場ダムは中止で、胆沢ダムは建設続行のナゾ!?
1.1月27日(水)、政権政策委員会で、三ツ矢憲生国土交通部会長から、今回の小沢事件の舞台となった岩手県「胆沢ダム」の視察の報告があった。三ツ矢さんは当選3回の同期で、私の総裁選の推薦人にも名を連ねてくれた、信頼できる仲間である(写真・司会進行役の私の右が三ツ矢部会長、左側は石破政調会長)。
2.前原国土交通大臣は、「ダムの本体工事に着手しているかどうかが建設続行か中止かの判断のポイント」と堂々と言われているが、次の二つの数値の比較も考慮しなければならないのではないか。
①B/C、わゆる「費用対効果」の数値である。予算の投入に比べてどれだけの効果があるのか、を示す数値で、
八ッ場ダム・・・3.4、胆沢ダム・・・1.7
である。即ち、中止する八ッ場ダムの方が効果は大きいのである。これはどういうことか。
②八ッ場ダムは、ダムの本体工事には着手していないものの、工事全体でみれば、約70%の工事が進行(終了)しているのに対し、胆沢ダムは約66%である。即ち、全体としては、八ッ場ダムの方が進んでいるのである。これもどう説明するのか。
3.これ以外にも、③八ッ場ダムの方が、関係する住民の数が圧倒的に多い、④胆沢ダムは、既に上流にダムがあり、そのダムは胆沢ダムの完成により水没してしまう、などの問題点・論点も提起された。疑問点が続出した。胆沢ダムが見直しの対象とならないのは、小沢氏の地元、ということで、何らかの政治的意図が働いたのではないか、とも勘ぐりたくなる。友人ではあるが、前原大臣には、明確に答えて頂きたいし、今後、国会で追及していくこととなる。
2.前原国土交通大臣は、「ダムの本体工事に着手しているかどうかが建設続行か中止かの判断のポイント」と堂々と言われているが、次の二つの数値の比較も考慮しなければならないのではないか。
①B/C、わゆる「費用対効果」の数値である。予算の投入に比べてどれだけの効果があるのか、を示す数値で、
八ッ場ダム・・・3.4、胆沢ダム・・・1.7
である。即ち、中止する八ッ場ダムの方が効果は大きいのである。これはどういうことか。
②八ッ場ダムは、ダムの本体工事には着手していないものの、工事全体でみれば、約70%の工事が進行(終了)しているのに対し、胆沢ダムは約66%である。即ち、全体としては、八ッ場ダムの方が進んでいるのである。これもどう説明するのか。
3.これ以外にも、③八ッ場ダムの方が、関係する住民の数が圧倒的に多い、④胆沢ダムは、既に上流にダムがあり、そのダムは胆沢ダムの完成により水没してしまう、などの問題点・論点も提起された。疑問点が続出した。胆沢ダムが見直しの対象とならないのは、小沢氏の地元、ということで、何らかの政治的意図が働いたのではないか、とも勘ぐりたくなる。友人ではあるが、前原大臣には、明確に答えて頂きたいし、今後、国会で追及していくこととなる。