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3500億円の無駄遣い。
本日(1/25)、厚生労働委員会で、雇用保険法改正案の審議を行った。民主党政権は、今回の補正予算で、雇用特別会計に一般会計から3500億円を投入することとしており、この点について集中的に議論。雇用特会には、約5兆円もの積立金があるのに、何故3500億円も投入する必要があるのか。長妻大臣から明確な答弁は返ってこない。かつて厚労省は「今後5年間最悪の失業率が続き、過去最悪の失業給付が続いても、一兆円以上余裕がある」と説明していた。それほど余裕がある雇用特会に何故3500億円も入れるのか。しかも、景気を刺激する効果は乏しく、積み立てのためだけなのである。これだけ景気が厳しく、しかも貴重な財源なのである。特会に積み立てるために3500億円も使うのは、全く納得がいかない。民主党は、特会をすべて見直す、としていただけになおさらおかしい。自民党として、当然、反対である。ちなみに、みんなの党も反対。