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自民党大会開催。若手中心、開かれた自民党へ。
1.1月24日(日)、恒例の年一回の自民党大会だ。野党になって初めての党大会であり、支持率が上がらない中で、危機感も募る。

前日の23日(土)には、政調会の各部会主催の政策ワークショップが開かれ、各ブースとも大勢の人でにぎわった。予想以上に多くの参加者が集まってくれた。特に、経済財政政策のブースや外国人地方参政権反対のブースなど、立ち見の人があふれるにぎわいだった。また各地区ブロックの会も開かれ、参議院選挙に向けた取り組みを協議。私も、中国四国ブロックで綱領案を説明(写真①)。各都道府県青年局長会議では、石破政調会長の説明に同席。今回、すべての会議がマスコミにオープンである。各部屋では、一般参加の方からも多くの意見が出され、自由闊達な意見交換が行われた。これぞ自民党の本来の良さである。民主党が小沢幹事長の一言で税制(暫定税率維持!!)も予算も決まり、またその幹事長の疑惑について、誰も説明を求めようとしない、そんな閉鎖的な、陰鬱な体質であるのに対し、生まれ変わった、開かれた自民党の姿を是非よく見て頂きたい。若手主導で、手づくりで、こうしたプロジェクトを実行したのである。やり方は全く自由。党の若返り、改革が着実に動き出しているのである。

2. 24日の党大会も、熱気あふれるものとなった。ゲストの野村克也元監督のお話、特に、弱いチームの再生の方法は、笑いを誘いながらも大変参考になった。また高知県連幹事長が地区ブロックを代表して意見書を表明したが、極めて本質をついたストレートな内容で良かったし、東北の人気市議・藤川優里さんも登場し、会場はざわめいた(写真②)。しかし、圧巻は、谷垣総裁の涙ぐみながらの演説である(写真③)。会場のすべての人の心を打つものがあった。人の良さの反面、指導力についての疑問が投げかけられていただけに、新たな決意・覚悟を示され、会場の党員2600人の心を一つに束ねるものであった。この情熱のもと、党の若返り、再生にリーダーシップを大いに発揮して頂きたいし、私自身も若手の先頭に立つ覚悟である。これまでの野党としてのどことなく暗い雰囲気の中で、久しぶりに大いに盛り上がった会合であった。党再生、復活へ一筋の光が差してきた、そんな党大会であった。明日からの国会論戦、がんばりたい。
  • 写真①
  • 写真②
  • 写真③