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野党の役割は、政府のやり方・政策をしっかりチェック・監視。
1.1月21日(木)、いよいよ予算委員会が始まった。先頭バッターは谷垣総裁自らである。政治資金の問題から天皇の政治利用の問題、普天間基地移設の問題など、幅広く突っ込んだ議論をされた。特に、天皇の政治利用の問題については、法律家らしく、憲法の根拠条文も含めて、平野官房長官をかなり追い詰めた。平野長官がしどろもどろの状態だっただけに、後日の政府の公式見解など求めず、この場で、1ヶ月ルールを破ったのはどういう意図であったのか、を問い詰め、きちんとした答弁がなければそれまで次の質問をしない、という覚悟があっても良かった。特に、法制局長官の答弁を認めないことにしたのだから、法律的なことも含めて、官房長官が責任を持って答弁しなければならない。我々は与党生活が長かっただけに、“審議を止める”ということに慣れていないし、それがあまり有意義なやり方とも、正直言って思っていない。しかし、政府のやり方のおかしいところを厳しくチェック・監視するのが、野党の役割であり、政府から正確できちんとした答弁がなければ、徹底的に追及することも時には必要である。
2.党本部では、各部会の勉強会が開かれる。予算案や法案の審議に入るに当たっての事実関係、新しい制度についての確認・検証である。厚生労働委員会委員である私も、厚労部会で「子ども手当て」の制度設計について、質問・意見交換を行った(写真)。所得制限や児童手当との関係、手続きなどについてである。限られた予算、財源なのである。是非有効に使われるよう全力を尽くしたい。
2.党本部では、各部会の勉強会が開かれる。予算案や法案の審議に入るに当たっての事実関係、新しい制度についての確認・検証である。厚生労働委員会委員である私も、厚労部会で「子ども手当て」の制度設計について、質問・意見交換を行った(写真)。所得制限や児童手当との関係、手続きなどについてである。限られた予算、財源なのである。是非有効に使われるよう全力を尽くしたい。