BLOG
民主党は小沢マネーで汚染されているのか?
1.1月14日(木)朝八時半、議員会館事務所で打ち合わせからスタート。
朝9時、党本部において「政権政策委員会」。
10時、「民主党小沢幹事長政治資金問題」に関する会合。久しぶりに、大勢の自民党国会議員が集まっている。ゲストのジャーナリスト松田賢弥氏、金沢敬・元石川知裕代議士秘書から話を伺う。自由党時代の政党助成金の問題、ゼネコンからの裏献金の問題、そして、証拠隠しの話など、様々な指摘がなされた。
私からは以下の点を申し上げた。「小沢幹事長の事務所の一斉捜査が入ったにもかかわらず、鳩山総理は党首でありながら他人事のように『コメントするのは適切でない』としか言わず、また民主党内の若手議員からも小沢幹事長に説明責任を求める声が上がらない。この民主党の体質が問題である。小沢幹事長は、3年前の参院選、昨年の衆議院選を通じて、多くの候補者に資金を配っていると言われている。だから、若手も発言をしないのか。民主党内の資金の動きについてお伺いしたい。」金沢元秘書からは、「民主党内は不透明な資金のやり取りが日常的だ。国会の場でも、どこでも何でも話をする。」との話があった。もし、事実だとすれば、若手が声を上げないのも理解できる。民主党内に幅広く“汚染”が広がっているのである。“民主党”の名前は名ばかりで、やはり自由な発言が許されない“独裁”的な体質の党なのである。
今後、参考人招致や証人喚問を通じて、事実関係を明らかにしながら、“汚染”された資金で多くの議員が当選してきているのであれば、最終的には、解散総選挙を求めていくべきである。
2.11時、「新憲法改正推進本部」。17年11月に自民党は憲法草案をまとめているが、当時は与党であり、かつ公明党との連立であった。
そのため、改正案を“実現する”こと、そして、「国民投票法」を成立させることを優先したために、この憲法草案は、必ずしも党として目指すべき案をまとめたものではなかったのが現実である。その後、数年たち、我々は野党となり、かつ、国際情勢も変化している。今の時点で、今一度、目指すべき新憲法案を策定するべきではないか。このような視点から、私からは以下の発言をしたところである。①自衛権、集団的自衛権は自然権として保有しているが、現行憲法ではわかりづらい。明文化すべき。もちろん、集団的自衛権をどの範囲で行使するかは、その時の国際情勢によって変わる。その部分は法律や解釈に委ねるべき。②第9条第1項の「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」の「国際紛争を解決する手段としては」が、第3項案の「国際貢献」との関係や、現実の自衛隊の活動との関係で、理解しづらい。また、「国際紛争」の定義・範囲も不明確である。即ち、伝統的な「国家対国家」の紛争だけでなく、現代では、テロ組織や海賊など、「非国家組織」への対応が課題となっている。この「国際紛争を解決する手段」をこのまま残すのか、もう少し明確化するのか、是非、議論を深めて頂きたい。
3.午後は、来客や取材を受ける。
夕方には政調会正副会長の新年懇親会の予定である。朝の政権政策委員会では、与謝野馨経済調査会長より、「野党としての仕事は、政権を倒す気概を持つこと」との貴重なご指摘を頂いた。一致団結して、「経済、基地、献金」の三点(3K)を中心に、民主党政権を攻めていきたい。
朝9時、党本部において「政権政策委員会」。
10時、「民主党小沢幹事長政治資金問題」に関する会合。久しぶりに、大勢の自民党国会議員が集まっている。ゲストのジャーナリスト松田賢弥氏、金沢敬・元石川知裕代議士秘書から話を伺う。自由党時代の政党助成金の問題、ゼネコンからの裏献金の問題、そして、証拠隠しの話など、様々な指摘がなされた。
私からは以下の点を申し上げた。「小沢幹事長の事務所の一斉捜査が入ったにもかかわらず、鳩山総理は党首でありながら他人事のように『コメントするのは適切でない』としか言わず、また民主党内の若手議員からも小沢幹事長に説明責任を求める声が上がらない。この民主党の体質が問題である。小沢幹事長は、3年前の参院選、昨年の衆議院選を通じて、多くの候補者に資金を配っていると言われている。だから、若手も発言をしないのか。民主党内の資金の動きについてお伺いしたい。」金沢元秘書からは、「民主党内は不透明な資金のやり取りが日常的だ。国会の場でも、どこでも何でも話をする。」との話があった。もし、事実だとすれば、若手が声を上げないのも理解できる。民主党内に幅広く“汚染”が広がっているのである。“民主党”の名前は名ばかりで、やはり自由な発言が許されない“独裁”的な体質の党なのである。
今後、参考人招致や証人喚問を通じて、事実関係を明らかにしながら、“汚染”された資金で多くの議員が当選してきているのであれば、最終的には、解散総選挙を求めていくべきである。
2.11時、「新憲法改正推進本部」。17年11月に自民党は憲法草案をまとめているが、当時は与党であり、かつ公明党との連立であった。
そのため、改正案を“実現する”こと、そして、「国民投票法」を成立させることを優先したために、この憲法草案は、必ずしも党として目指すべき案をまとめたものではなかったのが現実である。その後、数年たち、我々は野党となり、かつ、国際情勢も変化している。今の時点で、今一度、目指すべき新憲法案を策定するべきではないか。このような視点から、私からは以下の発言をしたところである。①自衛権、集団的自衛権は自然権として保有しているが、現行憲法ではわかりづらい。明文化すべき。もちろん、集団的自衛権をどの範囲で行使するかは、その時の国際情勢によって変わる。その部分は法律や解釈に委ねるべき。②第9条第1項の「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」の「国際紛争を解決する手段としては」が、第3項案の「国際貢献」との関係や、現実の自衛隊の活動との関係で、理解しづらい。また、「国際紛争」の定義・範囲も不明確である。即ち、伝統的な「国家対国家」の紛争だけでなく、現代では、テロ組織や海賊など、「非国家組織」への対応が課題となっている。この「国際紛争を解決する手段」をこのまま残すのか、もう少し明確化するのか、是非、議論を深めて頂きたい。
3.午後は、来客や取材を受ける。
夕方には政調会正副会長の新年懇親会の予定である。朝の政権政策委員会では、与謝野馨経済調査会長より、「野党としての仕事は、政権を倒す気概を持つこと」との貴重なご指摘を頂いた。一致団結して、「経済、基地、献金」の三点(3K)を中心に、民主党政権を攻めていきたい。