BLOG

ミサイル防衛、「女子差別禁止条約」追加議定書、横浜市長etc。
1.朝8時、党本部において「国防部会」からスタート。ミサイル防衛について、特に、宇宙における衛星を活用した情報収集の在り方等について議論を深める。
昨年、私が自民党の、そして超党派での協議会での事務局長として、「宇宙基本法」の制定に中心的に携わっただけに、格別に感慨深い。宇宙を日本の安全保障にも活用できることとなったため、日本としても現在運用している4機の情報収集衛星(IGS)に加えて、早期警戒衛星を一刻も早く打ち上げ、現在のような状況(即ち、北朝鮮がミサイルを打つかもしれない)に対応できるようにしなければならない。もちろん、米国との連携で情報を入手し、分析しているが、情報収集については、出来る限り自前で行い、(打ち上げを行わないようにする)外交に活かしていくべきである。日本としては、専守防衛であり、他国を侵略する目的で宇宙空間を使うことはありえないが、自国民の生命・財産を守るために最大限利用すべきである。

2.外務省に戻り、共産党の笠井亮代議士と婦人団体の皆さんから要請を受ける。
日本が締結している「女子差別撤廃条約」の追加議定書について、早期に締結すべき、とのご要望である。実は、この追加議定書は、「通報制度」が規定されており、国内で差別的取扱いを受けたと主張する人が、この「女子差別撤廃委員会」に通報でき、採択されれば、同委員会の意見がその国内に提出される。個人の救済の方法としては、意義のある制度で、主要国で締結していないのは、米国、中国と日本くらいで、欧州諸国はすべて締結している。
しかし、国内で最高裁まで争われ、結審したケースでも、この委員会に通報され、採択された結果、最高裁判決とは異なる意見が出される可能性もあり、法的拘束力がないとは言え、この意見を国内でどう取り扱うかは、国内法制度から見て悩ましいところである。いずれにしても、欧州諸国の対応も含め、真剣に、かつ、早急に検討を進める必要がある。自民党の女性特別委員会の南野知恵子委員長からも「早期締結」の要望を頂いている。何とかいい知恵を出せないものか、考えたいと思う。

3.11時過ぎ、自民党本部で「兵庫県選出国会議員の会」。7月5日の知事選において、井戸知事の推薦を決めるとともに、国会情勢等について情報交換。
続いて、清和会で昼食を取りながら、先輩議員、同僚議員と情報交換。

4.午後1時、母校の灘高の学生が上京し、私も含め出身の5人の国会議員と懇談。
その後、衆議院・沖縄北方特別委員会理事会に出席。来客や打ち合わせが続き、合間で少子化対策についても意見交換。
夕方、中田宏・横浜市長が来訪され、2010年のAPEC日本開催の首脳会談の開催地を横浜に決定したことのお礼を述べられた(写真)。同世代の改革派の市長であり、今後も連携したい一人だ。

5.夜は、バングラディシュの独立記念日レセプションに出席。大変親しくして頂いているドゥラ大使と懇談。
帰宅は8時過ぎ、久しぶりに子供たちの宿題を見てあげる。