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気候変動問題解決に向けて、CO2排出量の中期目標を議論。
1.4月1日(水)、朝7時過ぎ起床。昨夜は、春休みの子供たちと遅くまで話したため、少し寝坊気味。
8時過ぎ、党本部。「地球温暖化対策推進本部」において、5つのパターンの温室効果ガス(GHG)排出量の中期目標について議論。
2020年時点で、90年比で①+4%(-4%)、②±0~-3%(-6~-11%)、③-7%(-14%)、④-15~-16%(-21~-22%)、⑤-25%(-30%)(()内は2005年比)といった選択肢について、必要な対策、経済への影響、特に家庭の光熱費支出の増加額などを議論した。
EUは90年比-20%、米は2005年比-14%(90年比±0%)という目標を掲げている。日本は、既に相当程度の省エネルギーを実行し、世界で最もエネルギー効率の良い産業構造を実現しているが、新エネルギーの導入ではまだまだ導入の余地もあり、少なくともこのEU・米国の目標並みに、「意欲的」かつ「実現可能な」目標を設定することが大切である。
もちろん、GHGの排出量の削減以外に、①森林吸収源、②CDM(途上国での排出削減協力によるカウント)もあり得るが、これらはこれらとして、とにかく国内の排出、削減について、堂々とした目標を掲げるべきである。ただし、そのための費用負担は、とりあえず国が負担するにせよ、あるいは企業が負担するにせよ、一定程度は国民(家庭)の負担増(転嫁)となることに理解を求めなければならない。仮に、上記パターン③で、EU・米と同等の90年比-7%(即ち2005年比-14%)を目標とする場合、経済分析によれば、世帯当たり年2~3万円(即ち月2000円前後)の負担増となる。国内目標を設定する6月に向けて、さらに議論を深め、国民の理解も得る努力が必要である。
2.その後、外務省で、打ち合わせやブリーフ(説明)。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のヨハン・セルス東京事務所長の来訪を受ける(写真)。
先日来、議論を続けている「平和構築の人材育成」についてUNHCRの行っている研修との連携を含め、様々な可能性について意見交換を行った。
また、わずかな時間を利用して、若々議連の仲間(幹部)と少子化対策について意見調整。
3.昼食は、チュニジアのハシェッド在京大使と、大使公邸でチュニジア料理をつつきながら意見交換。本格的チュニジア料理は2007年8月にチュニジアを訪問して以来である(2007年9月18日活動報告参照)。チュニジアは地中海に面し、リビア、アルジェリアに挟まれた小国であるが、ローマ時代にカルタゴという通商国家が栄えた国である。日本との関係を重視しており、チュニジアを通した、他のアフリカ諸国への開発協力など、様々なテーマについて、意見交換を行った。
4.外務省に戻り、気候変動、沖縄のアメリカ海兵隊のグアムへの移転などについて担当者と意見交換。
5.夜は、アラブ諸国の記念ウイークのオープニング・レセプションに出席の後、フランスのフォール在京大使のお声掛けで、関係の国会議員、若手経済界の方々と夕食会。サルコジ大統領の政治手法などについて、大変盛り上がる。帰宅は10時。
8時過ぎ、党本部。「地球温暖化対策推進本部」において、5つのパターンの温室効果ガス(GHG)排出量の中期目標について議論。
2020年時点で、90年比で①+4%(-4%)、②±0~-3%(-6~-11%)、③-7%(-14%)、④-15~-16%(-21~-22%)、⑤-25%(-30%)(()内は2005年比)といった選択肢について、必要な対策、経済への影響、特に家庭の光熱費支出の増加額などを議論した。
EUは90年比-20%、米は2005年比-14%(90年比±0%)という目標を掲げている。日本は、既に相当程度の省エネルギーを実行し、世界で最もエネルギー効率の良い産業構造を実現しているが、新エネルギーの導入ではまだまだ導入の余地もあり、少なくともこのEU・米国の目標並みに、「意欲的」かつ「実現可能な」目標を設定することが大切である。
もちろん、GHGの排出量の削減以外に、①森林吸収源、②CDM(途上国での排出削減協力によるカウント)もあり得るが、これらはこれらとして、とにかく国内の排出、削減について、堂々とした目標を掲げるべきである。ただし、そのための費用負担は、とりあえず国が負担するにせよ、あるいは企業が負担するにせよ、一定程度は国民(家庭)の負担増(転嫁)となることに理解を求めなければならない。仮に、上記パターン③で、EU・米と同等の90年比-7%(即ち2005年比-14%)を目標とする場合、経済分析によれば、世帯当たり年2~3万円(即ち月2000円前後)の負担増となる。国内目標を設定する6月に向けて、さらに議論を深め、国民の理解も得る努力が必要である。
2.その後、外務省で、打ち合わせやブリーフ(説明)。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のヨハン・セルス東京事務所長の来訪を受ける(写真)。
先日来、議論を続けている「平和構築の人材育成」についてUNHCRの行っている研修との連携を含め、様々な可能性について意見交換を行った。
また、わずかな時間を利用して、若々議連の仲間(幹部)と少子化対策について意見調整。
3.昼食は、チュニジアのハシェッド在京大使と、大使公邸でチュニジア料理をつつきながら意見交換。本格的チュニジア料理は2007年8月にチュニジアを訪問して以来である(2007年9月18日活動報告参照)。チュニジアは地中海に面し、リビア、アルジェリアに挟まれた小国であるが、ローマ時代にカルタゴという通商国家が栄えた国である。日本との関係を重視しており、チュニジアを通した、他のアフリカ諸国への開発協力など、様々なテーマについて、意見交換を行った。
4.外務省に戻り、気候変動、沖縄のアメリカ海兵隊のグアムへの移転などについて担当者と意見交換。
5.夜は、アラブ諸国の記念ウイークのオープニング・レセプションに出席の後、フランスのフォール在京大使のお声掛けで、関係の国会議員、若手経済界の方々と夕食会。サルコジ大統領の政治手法などについて、大変盛り上がる。帰宅は10時。