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海賊、難民支援、金融対策を議論。
1.12月11日(木)朝6時半、ベトナムから帰国。早速成田から都心へ向かう。
8時過ぎ、「海洋基本法フォローアップ研究会」。中川秀直代表世話人、前原誠司元民主党代表とともに、意見交換。
メタンハイドレート等の海洋資源の開発、港湾の整備、海賊対策など、海洋に関わる幅広いテーマについて議論。

2.10時、超党派の「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」(写真)。こちらでも、前原誠司さん、中谷元・元防衛庁長官、上田勇・公明党代議士はじめ、党派を超えて海賊対策を議論する。出席メンバー全員一致して、①外国人についても保護の対象とする、②国連海洋法条約に基づき、海賊を捕まえた場合に、国内の裁判手続きにのせていくための手続きの整備、③こうした任務遂行のための武器の使用基準を定める、といった内容の法律(一般法)を整備すべく、検討を急ぐ、との方向でまとまった。また、そうした法整備がなされるまでの間、当面、自衛隊法82条の「海上警備活動」に基づき、日本人の生命・財産に限ってでも、できるだけ早く、海賊から守るべく、抑止活動をスタートさせるべきとの考えで一致し、そのための整理すべき論点を洗い出し、法制・実際の運用の両面から整理を急ぐとの方向で一致した。

3.その後、金融関係者と緊急対策の打ち合わせ。続いて、モロッコのルシェヘブ大使の離任レセプション。ルシェヘブ大使には、しばしば食事を共にし、アラブ情勢、アフリカ情勢について意見交換を行った間柄である(2007年4月28日活動報告参照)。在ロシア大使へのご栄転を心からお祝いしたい。

4.13時衆議院本会議。
15時、中川秀直元幹事長が中心となって議員連盟「生活安心保障勉強会」の設立準備会。安倍晋三元総理も発起人となって発足。
15時半、田村耕太郎参議院議員と「金融・不動産緊急対策を実現する会」。株式市場の動向等について議論。緊急対策の必要性を痛感する。
16時半、「難民支援協会」の皆さん。事務局長の石川えりさんは、毎年開催される日中韓フューチャーリーダーズフォーラムの同窓生である。生活に苦しむ難民の支援に尽くされているが、最近、ミャンマーやアフリカから難民の申請が急増しており、認定されるまでの間の保護措置(生活支援)の予算が限界となっている。その人たちの生活支援の拡充を要請された。私としても、難民の支援活動をしておられる皆さんの気持ちが痛いほどわかる。支援を強化すべくできる限りの努力をしたいと思う。

5.夕方は、パーティ、懇親会に、インド大使との夕食会。