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経済対策、海賊対策を議論
1.11月30日(日)、森喜朗元総理に地元洲本市にお越し頂き、国政報告会を実施。ご参加下さった約500名の皆様に心から感謝申し上げたい。
森喜朗元総理からは「皆んなで選んだ麻生太郎総理で、まだ2ヶ月しかたっていないのに、何故皆んなで支えないのか」と若手に激を飛ばされたが、私よりは「自民党は、意思決定するまでは、自由に発言できる党。高速料金の追加値下げ(淡路の場合は、祝日の24時間半額など)を含めて2次補正予算案に入れてあるので、私としては、一刻も早く2次補正予算を提出すべきと思っている。若手で声をあげるべき時は行動する」と申し上げた。

2.12月1日(月)、徳島空港より上京。外務省政務官室において、資料整理、中曽根弘文大臣に先週の米国、南米出張の報告。その間に、国交省、文科省、経産省などから最近の課題について説明を受ける。

13時半、政務官に就任するまで私が事務局長を務めていた、自民、公明、民主の超党派でつくる「宇宙基本法フォローアップ議員協議会」。現在、政府で検討中の「宇宙基本計画」について議論。

14時、12月13日に地元に来て頂く石破茂農水大臣と打ち合わせ。WTOやソマリア沖海賊の対策などについても意見交換。大所高所からご指導を頂く。

3.15時党本部において、政調全体会議。「平成21年度予算編成の基本方針(案)」が示されるが、「経済危機への緊張感がない」「財政再建より景気と言っておきながら、経済支援の中身に乏しい」といった声が相次いだ。
私よりは「①不動産価格の急落の恐れがある。是非、日銀による社債、CPの買い入れ、銀行等保有株式取得機構でJ-REIT(不動産証券化商品)の買い入れ、民間都市整備機構による出資、保証の機能を強化すべき、②ソマリア沖の海賊対策を急ぐべき」との意見を申し上げた。

4.17時より、党本部において「海賊対策等に関するプロジェクト・チーム」。私より、ソマリア沖の海賊対策として、3つの案①自衛隊法82条(海上警備行動)を発動して、直ちに抑止のために海上自衛隊を派遣する、②国連安保理決議を受け、ソマリア沖における海賊行為の抑止のために必要な特別措置法を制定する、③捕まえた海賊の国内法による処罰など国内司法手続きを定める恒久法の制定、について説明し、それぞれのメリット、デメリットを説明し(写真)、議論を加速することを確認した。
夜は、先輩議員と懇談会。