BLOG

外務省⇔会館事務所⇔党本部を駆け巡り職務遂行
1.朝8時すぎ自宅発。今日は、議員会館の事務所からスタート。まず、「取調べの可視化」について、警察庁・法務省からブリーフを受ける。続いて厚生労働省から、現在の雇用情勢と「雇用調整助成金」の運用改善について、説明を受ける。平成14年には、約160億円の実績があったものが、昨年(平成19年)には2億円まで減ってきている。かつては、対象業種を構造不況業種として指定していたために、「市場から『撤退すべき』企業を温存させるだけだ」との批判もあったが、結果として、鉄鋼業などもこの助成金を活用しながら、一定の雇用を維持しつつ、その間に改革(技術開発、新分野進出など)を進め、その後最高利益をあげるまでに復活している。
最近の急激な原材料・燃料の高騰に対して、特に中小企業を中心に価格転嫁などの対応を取り切れずに苦しんでいる企業も多い。もちろん、中長期的な省エネへの努力や人材育成・技術導入への努力を促すことも大事だが、あわせて、緊急避難的な措置として、雇用の安定のためにも、本助成金の役割は重要である。弾力的な運用に努力してまいりたい。

2.その後、外務省で日米地位協定、ロシア・グルジア情勢等について説明を受ける。9月には、私自身、日本を代表してロシアの経済フォーラムに出席する予定であり、その際、今後のグルジア情勢の動向如何によっては、平和の構築に向けてロシア政府要人に一定の働きかけも行わなければならない。緊張感を持って責任重大である。詳細についての打ち合わせを行う。

3.昼食は、政務官室で。外務省の食堂からランチを取り寄せ、外務省各課から毎日届けられる世界各国の情勢についての資料を読みながら急いで済ませる。

13時からは、党本部にて「地球温暖化対策推進本部」。関係各省庁から来年度予算概算要求についての考え方・内容について説明を受ける。私より、検討中の補正予算について、「バラマキと批判されずに経済的な効果を持つためには、省エネ住宅など有効。知恵を絞るべき」旨の発言。

4.その後、外務省に戻り、ヨーロッパ情勢、G8サミットの結果と今後、11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)などについて、ブリーフを受ける。そして、合い間に舛添要一・厚生労働大臣を訪問。地元の医療・福祉の状況・課題をご説明しつつ、今後の政策の方向性について意見交換(写真)。

5.夜は、高村正彦・外務大臣主催で打ち合わせも兼ねての夕食会。山本一太・外務副大臣も含め、突っ込んだ議論を行う。午後10時過ぎに帰宅。娘たちの夏休みの宿題を見てやりつつ、北京オリンピックからも目が離せず、結局12時過ぎに就寝。それにしても、ジャマイカのボルト選手はすごい!!