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「日韓ラウンドテーブル」でスピーチ
1.昨夜は、「TICADⅣ」(第4回アフリカ開発会議)を祝して、日本アフリカ友好議員連盟(AU議連)主催の大レセプション。会長である森喜朗元総理をはじめ、小泉純一郎元総理、福田康夫総理はもちろん、超党派の国会議員が多数出席。また、アフリカ53カ国の代表団、在京大使、関連企業、NGO関係者など、合計数千名参加の大レセプションであった。私も、次から次へと各国首脳と挨拶・意見交換を交わした。マダガスカル、ナミビア、ボツワナ、アルジェリア、コンゴ民主共和国…。今後(しゃれ!?)、「今日の一枚」(どこの国の人でしょう)で紹介していきたい。

2.ところが、このレセプションで、3時間近く立ちっぱなしだったため、疲労困ぱいに。昨夜はブログを書いている途中寝てしまった。

そんな中、今朝も7時前に起床。今日も、党本部ではなく都内の全日空ホテルへ向かう。国際経済交流財団と東アジア協議会主催の「日韓ラウンドテーブル」に出席である。日韓の国会議員や有識者が約40名出席する中、8時からは、塩崎恭久前官房長官のスピーチ。10時からは「日韓経済パートナーシップ」をテーマに議論。国分良成慶應大学教授をモデレータに、深川由起子早稲田大学教授、Ahnソウル国立大学教授のプレゼンを聞く。
特に、深川教授の話は大変興味深かった。①FTA交渉で、関税下げに精力を注ぐことはあまり有意義ではない。即ち、日韓では多くの品目で関税がゼロとなっており、むしろ電子タグによる物流効率化など機能的な協力の構築がお互いの経済発展に意味がある。②また、電子政府という面では、韓国は進んでおり、レセプトのオンライン化など日本が見習うべきことがある。こうしたご指摘は大変参考になった。
私からは、交渉が止まっている「日韓FTA」について、①物流に加えて、中小企業のマーケット開拓、資源開発について、日韓の共同作業を提案し、②また、農水産物については、農業の構造改革に向けて、日本国内の自公民での政策協議の提案を行った(写真:左から国分教授、深川教授、私)。

3.この合い間に、修学旅行・国会見学の南あわじ市の南淡中学3年生の皆さんに挨拶。

そして、国土交通委員会理事会、委員会。12時には、「特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法第五条第一項の規定に基づき、特定船舶の入港禁止の実施につき承認を求める件」について採決。北朝鮮に対する制裁の継続が委員会で可決された。

4.その後、党内で宇宙関係者と昼食、13時から「全国農業委員会大会」と続く。午後には、アメリカ大使館の書記官と意見交換など続く。
夜は、今夜もアフリカ首脳との懇親会が続く。モーリタニアのアブダライ大統領、ボツワナのメラフェ副大統領、アンゴラのドス・サントス首相と意見交換である。楽しみである。