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ブラジル移民100周年
1.10日(木)朝8時党本部。「文教調査会」で特別支援教育の現状について、次に「社会保障調査会」において薬事政策について、続いて「経済物価調査会」で中小企業政策について、意見交換。

9時、外交部会。米国と北朝鮮の交渉状況の説明を受け、対北朝鮮経済政策の延長を決める。その後、午前中は、来客や書類整理。

2.12時、党本部にて、ブラジルの経済人・カストロ氏を招いての有志勉強会。なかなか面白いプレゼンであった。カストロ氏の主張は以下のとおりである。すなわち、2025年には、米国・中国・インドの三大経済ブロックが誕生し、他方、日本・ブラジル・ロシアなどは、「中規模の『独身』経済国」として一定の位置にあるが、連携しないと三大ブロックに負けてしまう、との見通しである。日本が三大経済圏に入ってないのは、寂しい気がするし、そうならないようにわれわれ政治家は努力しなければならないが、百歩譲って、この前提を認めるにせよ、認めないにせよ、いずれにしても、日本とブラジルは手を結ぶべきである。日本とブラジルの関係は深い歴史があるのである。今から100年前の4月28日に神戸港からブラジルに向かって船が出港し、6月18日に、日本から初めての移民がブラジルに到着した。それ以来、ブラジルでは多くの日系人が活躍し、お互いに大変な親近感を覚えているのである。今年はその移民100周年の式典が両国で盛大に開かれる。国会が予定通り6月15日に閉会すれば、是非訪問したいと思っている。地元兵庫出身の方も多いからである。「技術と人材」の日本と「資源と大自然」のブラジルが連携すれば、相乗効果は大きいし、アジア・南米での市場も開拓できる。そんなユニークな問題提起をして頂いた。大変参考になった。

3.13時本会議、15時宇宙基本法の打ち合わせ、と続く。

16時、外交力強化委員会。情報の取得・防除についての議論。私からは、①外務省のサーバーについては、特にウイルスに注意すべき。②どの国を訪問しても、その国に強い(食い込んでいる)民間人がいる。大使にとっては、ある意味で「ライバル」かもしれないが、そうした人をうまく使う仕組み・連携する仕組みを考えるべき、として指摘させて頂いた。

4.今夜は、先輩議員との夕食懇親会。今日も与野党協議の行方について、しっかり意見交換したい。