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スマトラ沖大地震及びインド洋津波被害に対する自衛隊の活動について
1.まず海上自衛隊の般艇3隻を派遣し、約590名が捜索・援助活動を実施(残念なことであるが57遺体を奴害)。

2.その後、陸上自衛隊の医療・防疫部隊を派遣し、約230名が被災地での医療・防疫活動を実施(既に250名を超える診療、600名を超える予防接種を実施)。

3.しかし、3日にインド政府から支援要請があったのに対し、陸自の医療チームの先行隊が現地に到着したのが16日であり、その対応の遅さに改善の余地大である。また、米国は既に11000人を超える人員を展開しているし、ドイツは"医療艦"を派遣(日本に持っていない!)し、また"野戦病院"を設営している。アジアのリーダーとして、また世界のリーダーとして、まだまだしなければならないことはたくさんある。毎回の経験を活かし、一つ一つ改善してまいりたい。

4.なお、地震発生が年末であり、年末年始もなく活動しておられる自衛隊の方々はじめ関係者の皆様に心より敬意を表したい。


衆議院議員 西村やすとし