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公務員制度改革について<国会レポート(5)>
1.党の行政改革本部において、連日のように、公務員制度の改革について議論が行われている。
2.様々な意見が出されているが、特に「役所に活力を与えるために、年功序列をやめて、優秀な若手を抜擢する制度をつくるべき」、「民間では終身雇用・年功序列が崩れている。役所の人事制度も改めるべき」との意見が多く出されているが、私は反対である。もちろん、今のままですべていいわけではないが、「政」と「官」の関係を考えた時、これまでの「官主導」から「政主導」の政策立案、そして実際の経済活動においても、「官主導」から「民主導」に変わらなければならない時である。
「官」の役割は、法律実施の実務をしっかりと行うことであり、安定した制度が求められる。もちろん、優秀な官僚にいい政策を提案してもらうことも大事であるが、そのことにより「官」の存在が大きくなってはならないのである。むしろ、官僚は実務に徹し、政策をやりたい官僚は、私のように官僚を辞めて、政治の世界に入り、大いに政策を議論すべきなのである。また、ビジネスセンスのある官僚は、「天下り」ではなく、若いうちから民間に出て活躍すべきである。
3.もちろん、それぞれの人の性格やタイプもあるから一概には言えないが、公務員(官僚)にはしっかりと実務をこなしてもらわないと困るのである。「官主導」を直すことが最大の課題である。そのために、「官」が強くなりすぎないよう、むしろ、その役割が小さくなるような公務員制度の設計が必要である。
衆議院議員 西村やすとし
2.様々な意見が出されているが、特に「役所に活力を与えるために、年功序列をやめて、優秀な若手を抜擢する制度をつくるべき」、「民間では終身雇用・年功序列が崩れている。役所の人事制度も改めるべき」との意見が多く出されているが、私は反対である。もちろん、今のままですべていいわけではないが、「政」と「官」の関係を考えた時、これまでの「官主導」から「政主導」の政策立案、そして実際の経済活動においても、「官主導」から「民主導」に変わらなければならない時である。
「官」の役割は、法律実施の実務をしっかりと行うことであり、安定した制度が求められる。もちろん、優秀な官僚にいい政策を提案してもらうことも大事であるが、そのことにより「官」の存在が大きくなってはならないのである。むしろ、官僚は実務に徹し、政策をやりたい官僚は、私のように官僚を辞めて、政治の世界に入り、大いに政策を議論すべきなのである。また、ビジネスセンスのある官僚は、「天下り」ではなく、若いうちから民間に出て活躍すべきである。
3.もちろん、それぞれの人の性格やタイプもあるから一概には言えないが、公務員(官僚)にはしっかりと実務をこなしてもらわないと困るのである。「官主導」を直すことが最大の課題である。そのために、「官」が強くなりすぎないよう、むしろ、その役割が小さくなるような公務員制度の設計が必要である。
衆議院議員 西村やすとし