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自民党の部会について <国会レポート(3)>
1.国会開会中は、連日朝8時から各分野の部会や調査会・勉強会が次々と開かれ、国会に提出される法案等について議論が行われる。
かつては、部会の参加は3つまでというルールもあったようであるが、今やすべての部会に自由に参加でき、自由に発言ができる。新人議員であっても「おかしい」と感じたことは「おかしい」と発言ができるのである。

2.つまり、部会は、党内の意見集約の場なのであるが、いろいろな視点から喧喧諤諤の議論が行われ、一年生や二年生の意見が採用されたり、若手主導で議論の方向性を引っ張っていくことも珍しくない。本当に「オープンな」雰囲気であり、自民党も開かれた政党に変わりつつある証拠だと思う。

3.年金法案も道路公団四法案も、部会(例えば、年金は厚生労働部会、道路関係は国土交通部会)の議論を経て、各々担当の委員会で野党も含めて審議がされるのである。

4.本日(1/29)も、8時から防衛部会(今後の安全保障政策、米国内の議論について)、8時30分から農林水産部会(WTO及びFTAの交渉状況について)、9時には治安対策特別委員会(治安の強化について)、11時は経済産業部会(知的財産権の保護、特にコンテンツ産業の振興について)、12時に民間資本主導の社会資本整備(PFI)推進調査会、12時30分頃北欧研究会(スウェーデンの社会について)等々が開かれる。頑張って「正しい」と思うことを発言していきたい。


衆議院議員 西村やすとし