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リスクを取れるか?~韓国サムソン VS. 日本の家電メーカー
"先日、日経新聞で韓国の企業の1~3月の利益が発表されていた。半導体などを製造しているサムソンは何とこの3ヵ月間で約2000億円近くの利益をあげている。これは、昨年10月のテロにもかかわらず、米国経済の回復を予測し""リスクをとって""先がけて半導体を増産したためである。
一方、日本の半導体メーカーはどうか?この""リスク""を取れないのである。すなわち、昨年の段階、あるいは今年の年初の段階では、サムソンのように""リスクをとって""増産できないのである。そして、大丈夫だと確信をもてるようになった5月の連休前になってようやく増産体制に入り「連休返上」など報道されたのであるが、最も利益が出る部分(時期)はサムソンに持っていかれている。
このような""リスクをとれる""日本企業の体質が日立、松下電器、富士通、NEC、東芝、三菱電機の6社で、昨年度約2兆円もの赤字を出しているのである。日本企業は、そしてまた日本人は、保護された中で甘やかされた体質から、""リスクを取れる""たくましい体質に""構造改革""しなければならない時である。"
一方、日本の半導体メーカーはどうか?この""リスク""を取れないのである。すなわち、昨年の段階、あるいは今年の年初の段階では、サムソンのように""リスクをとって""増産できないのである。そして、大丈夫だと確信をもてるようになった5月の連休前になってようやく増産体制に入り「連休返上」など報道されたのであるが、最も利益が出る部分(時期)はサムソンに持っていかれている。
このような""リスクをとれる""日本企業の体質が日立、松下電器、富士通、NEC、東芝、三菱電機の6社で、昨年度約2兆円もの赤字を出しているのである。日本企業は、そしてまた日本人は、保護された中で甘やかされた体質から、""リスクを取れる""たくましい体質に""構造改革""しなければならない時である。"