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能登半島地震対策本部で発言
1.3月25日午前9時42分頃、M6.9・震度6強の大地震が能登半島を襲った。平成7年から9年にかけて、商工課長として石川県庁に勤務した経験があるだけに、この能登半島には知り合いや支持して頂いている方も多く、地元のことのように驚いた。心よりお見舞を申し上げたい。

2.379棟もの住宅が全壊し、最大時には2627名もの人が避難を余儀なくされた。そして、県の中心部・金沢との唯一といっていいルートである「能登有料道路」は依然不通であり、まさに「陸の孤島」と化した、過疎地を襲った大地震である。

3.本日(4/5)の党の会議において、地元選出の北村茂男代議士はじめ石川県選出の国会議員から、「高齢者が多く特別のケアが必要なこと」、「地場産業である輪島塗が壊滅的であること」など惨情についての訴えや要請がなされた。そして、私からも「①阪神・淡路大震災の経験や2年前の台風の時の淡路島の被害の経験から言って、ゴミが街中にあふれる。自衛隊の方々にはこの運搬も是非お願いしたい。②また、石川県は『地震がない』ということが自慢で、私が県の商工課長のときに、NTTのバックアップセンターなどを誘致した。是非誘致企業の被害も確認してほしい」旨発言させて頂いた。

4.一日も早い復旧を望むとともに、今一度、日本全国、地震への備えを点検・強化すべきである。ちなみに、先日文部科学省から発表された、小中学級の耐震化率は、私の地元において、明石市35.6%、淡路市66.3%、洲本市55.4%、南あわじ市87.2%である。地元市長とも協力・連携し、小中学校について1日も早く100%の耐震化率を実現したい。