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中山大臣に陳情
中山成彬・文部科学大臣に、スーパーコンピュータの予算の陳情に行った。大臣はスーパーコンピュータの重要性はわかっておられ、時間のほとんどは義務教育費の国・地方の負担のあり方の話になった。地方にすれば、今は税源移譲されるから賛成、となりがちであるが、実は何年かあとには、交付税が減らされて大変なことになる。地方は教育費など出せなくなる、だから、教育費は国が責任を持つべきだ、というのが大臣の考えである。そうなる可能性も高いと思うし、そもそも地方が教育費の分の財源をもらっても、先生の人件費など削れないんだから、地方主権になる、とか自由度が増える、とか言えるのだろうか。中山大臣によれば、小泉総理も少し時間をかけて(と言っても1~2ヶ月であるが)慎重に議論しようと判断されているようである。「たぶん、これが最後の陳情」と言われた中山大臣、お疲れ様でした。私が浪人中には淡路に応援に来てくれた中山先輩、引き続きのご活躍をお祈りする次第であるし、31日に決まるであろう新文部科学大臣には、将来を見据えた決断を期待したい。