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温暖化問題について
1.本日、井上喜一先輩をはじめとするメンバーでつくり、私が事務局次長を務める「経済発展と環境税を考える会」の勉強会を行った。

2.温暖化を防止をするため、すなわち、二酸化炭素(Co2)の発生量を抑制すべく、各分野での取り組みについて説明があり、意見交換を行った。
私よりは、①淡路島で新たに15機の風力発電の設置支援を決定したが、さらに別の事業者が2機目の設置を希望したところ、四国電力の枠が一杯で無理、と言われ断られた。せっかく新エネルギーを導入しようとしているのに、RPS法(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)がかえって“上限設定”の相乗効果となっているのではないか。②Co2排出が急増する中国、インドをはじめとする途上国を取り込んでいくためにも、CDM(先進国による途上国における「クリーン開発メカニズム」)が重要であり、未だ承認プロジェクトは、ブータンの水力発電、タイのバイオマス発電など5件にすぎない、省エネのプロジェクトの承認も含めてしっかり対応してほしい、旨申し上げた。

3.原油価格が高騰する中、さらに石油に税を課すという「環境税」は現実的ではないと思う。私はどの分野の政策でも同じ姿勢で臨んでいるが、安易に増税に頼ることなく、まずは知恵をしぼり対策をしっかり考えるべきである。