- ルワンダのカガメ大統領との首脳会談。ルワンダは1990年からの内戦、虐殺から著しく復興しています。カガメ大統領の下で、平和裡に発展しており、ICT立国を目指し、通信インフラ整備、人材育成、起業家支援を推進しています。私の地元の神戸市との経済交流等が活発で、ABEイニシアティブで多くの研修生を受け入れています。
(2019年8月30日)
- ウガンダのムセベニ大統領と首脳会談。1986年から大統領を務め、第2回を除きTICADは全て出席しています。私は2014年にPKO担当の内閣府副大臣として、南スーダンPKOのウガンダ・エンテベにある国連サポート拠点を視察しました。現地で食した白身魚のナイルパーチは、マクドナルドのフィレオフィッシュに使われているとのことです。
(2019年8月30日)
- ジプチのゲレ大統領との首脳会談。私は2009年に外務大臣政務官として、自衛隊の初の海外拠点を設置すべくジブチを訪問しています。その時以来の再会となりました。同様にユスフ外務大臣とも旧交温めました。ジプチは日本にとってのアフリカの玄関口であり、協力関係を一層強化していきます。
(2019年8月30日)
- 日本企業にとりアフリカはビジネスチャンスです。他方、サヘルから所謂アフリカの角にかけて統治機構は極めて脆弱で、暴力的過激主義がはびこり、テロが頻発しています。アフリカの角及び周辺地域は古来からアジアとアフリカ、中東、欧州を繋ぐ結節点であり、安定する事が極めて重要。TICADに合わせ特別会合を開催しました。
こうした中、アフリカ自身による平和構築の動きがあり、日本が後押しています。南スーダンでは政府間開発機構の調停により和平プロセスが進展し、我が国は唯一のドナーとして積極支援。スーダンでもAUとエチオピアが調停し、国軍と民衆派勢力が暫定的な統治機構に合意しています。エチオピアとエリトリアも関係を改善しています。
(2019年8月29日)
- 今回のTICAD7では民間ビジネスが中心テーマ。二日目の30日、総理は全体会合とJETRO主催ビジネスフォーラムで演説。今年5月にアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)設立協定が発効し、2050年には人口25億人となると見込まれるアフリカに、新興国を中心に投資が急増。進出に慎重な日本企業も今こそ歓迎の声に応える時です。
政府もABEイニシアティブ による人材育成を6年で3千人に拡充NEXIが輸入費用やプロジェクトのリスクを100%カバーできる新スキーム構築に向けジュイニ・イスラム開発銀行(IsDB)等とMOUを締結し連携強化。今回約40の企業・団体が110件近くのMOUを披露。日本とアフリカのビジネス関係発展に期待しています。
債務返済で苦しむ重点国を毎年10カ国選び3年間で延べ30カ国の担当者に公的債務やリスク管理の研修を実施し、特にガーナとザンビアには債務管理等のアドバイザーを派遣する。また日本の地方自治体で活躍した農業専門家を現地に派遣し2030年までにアフリカ全土のコメ生産量を倍増の5600万トンを目指します。
(2019年8月29日)
- TICAD7初日終了。12の国・機関と会談。中でもトーゴのニャシャンベ大統領 (写真上)は、TICADが首脳レベルとなった第5回から連続3回の出席。
コンデ大統領 (写真下)のギニアは人口の70%が30歳以下、またボーキサイト埋蔵量が世界1位と、潜在力が高い。国際場裏でも多く連携。両首脳は極めて親日派です。
(2019年8月28日)
- TICAD初日の昼に、イランのザリーフ外相が安倍総理を表敬しました。総理は、ハメネイ最高指導者の「核兵器の製造も保有も使用もしない。その意図はないし、すべきでない。」との明確な発言及びローハニ大統領の対話を通じた問題解決に向けた強い意志表明を改めて紹介し、核合意を損なう更なる措置を控えるよう求めました。
安倍総理は緊張緩和と情勢の安定化に向け、粘り強く外交努力を継続すると述べ、引き続き緊密に意思疎通することで一致しました。G7でも総理は外交努力の重要性を強調し、有志連合も話題とならず、外交努力の流れに繋がっています。9月の国連総会でも安倍総理とローハニ大統領との会談を調整することで一致しました。
(2019年8月28日)
- TICAD7開催に合わせて行われている日本アフリカ・ビジネス展示会(ビジネスエキスポ)を視察しました。HIVなどの検査機器を製造販売している、地元神戸のシスメックスでは、神戸商工会議所会頭の家次恒社長がアフリカでの事業展開を説明されました。共同議長のエジプトのエルシーシ大統領も強い関心の様子です。
(2019年8月28日)
- 28~30日まで横浜で開催された第7回アフリカ開発国際会議(TICAD7)の会場の視察・確認を朝から安倍総理とともに行いました。
(2019年8月28日)