清和政策研究会(清和会)の政治資金の問題に関し、けじめをつけ責任をとるべきと考え、昨年12月14日に経済産業大臣を退任しました。

その後、検察当局の捜査に全面的に協力し、通帳・帳簿などを提出し、正直にすべてを話してまいりました。その結果、私を含む清和会の幹部議員については不起訴処分となりましたが、私自身至らぬ点があったこと、そして国民の皆様の政治不信を招いたことについて、改めて深くお詫びする次第です。

特に、初当選以来ここまでやってこられたのは、ひとえに地元の皆様のお支えのおかげであるにも関わらず、こうした事態を招いたことをお詫びいたします。

≪還付金は、全額、私の政治団体の収入として記載しており、「裏金」ではありません≫

私の政治団体においては、清和会からの還付金は、全額、私自身の政治資金パーティーの収入として収支報告書に記載し、政治資金として活用しておりました。したがって、「不記載」や、「個人の所得」とか、いわゆる「裏金」としていたということはありません。

ただし、検察当局からの指摘を踏まえ、収支報告書において、５年間で合計１００万円について、収入の内訳を「清和会からの寄付」に修正しました。各年の収入総額、繰越金額に変更はありません。

≪十分に目が行き届いていなかったことを、深く反省しています≫

これまで、私の政治団体の収支報告書は適正に作成・提出されているものと認識しておりましたが、十分に目が行き届いていなかったことについて、深く反省し、監督責任を強く感じております。

≪清和会の不記載で政治不信を招いたことを、深くお詫びします≫

清和会では、こうした還付金を収支報告書に記載しなかったことから、法令に違反していると認定されました。

私が、還付や収支報告書への不記載を、指示したり了承したりしたことはありませんでしたが、多額の不記載により国民の皆様の政治不信を招いたことについて、私自身、清和会幹部の一人として深くお詫び申し上げます。

≪これまで以上に厳正に対応、精進してまいります≫

こうした事態を二度と招かないため、今後は、政治資金について、今まで以上に適正に処理をしていくよう、スタッフ含め私自身も、厳正に対応していく所存です。

また、国民の皆様からの信頼回復に向けて真摯に取り組み、政治資金に関して、より透明性を高めるべく、必要な制度改正にも取り組んでまいります。

今後は、初心に立ち戻り、東京・明石・淡路の約20名のスタッフとともに、気を引き締めて、日本の将来のため、地元明石淡路の発展のため、これまで以上に精進し、これからも誰よりも働くことをお誓いします。今後ともご指導ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。