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総合経済対策を策定へ 「成長と所得の好循環」を目指す
1.8月10日に発足した第2次岸田内閣において経済産業大臣を拝命して以降、全力で経済産業行政に取り組んでおります。
2.福島には3回訪問し、福島第一原発を訪問し廃炉やALPS処理水の状況を確認するとともに、双葉町新庁舎、浜通り地域における店舗など多くの場を訪問し、漁業者、卸・小売業者、自治体など、幅広い方々と意見交換させていただきました。双葉町にて開催された「福島浜通りシネマプロジェクト」に主催者として参加しましたが、双葉町を題材に学生や地域の方が制作した短編映画に胸をうたれました。双葉町などでは避難指示解除による帰還が始まり震災後11年を経て復興に向けた新たなスタートです。引き続き、福島の復興に全力で取り組みます。
3.通商分野については、国際交渉のため累次の閣僚会合に参加してまいりました。①G20エネルギー移行大臣会合(インドネシア)、②IPEF(インド太平洋経済枠組み)閣僚会合(アメリカ)、③G7貿易大臣会合や日米欧の三極貿易大臣会合(ドイツ)、④日ASEAN閣僚会合(カンボジア)などです。
(1)自由で公正な貿易、投資の環境を強化・発展すべく、デジタル経済、サプライチェーン強靭化、不公正な政府介入への対応、労働・環境など21世紀型の課題に対して各国と議論を重ね方向性を確認しました。また、本年9月に公表した日本の人権ガイドラインについても紹介し米国はじめ歓迎されました。
(2)また、世界でカーボンニュートラルを目指すうえで、エネルギー安全保障と経済成長を両立する考えを共有し、水素、アンモニア、CCUS(CO2の回収・貯蔵・利用)等の日本の技術力に高い期待が寄せられました。
来年のG7議長国として、引き続き自由で公正な貿易、エネルギーの安定供給・クリーンエネルギーへの移行に向けて、有志国と連携して取り組みます。
4.現下の物価高騰への対応、岸田総理の「新しい資本主義」の実現に向けて、総合経済対策の具体化を急ぎます。物価・エネルギー高騰対策、中小企業による価格転嫁の促進とともに、デフレから脱却し大胆な所得向上に繋がる力強い経済対策をまとめます。そのためには、イノベーションや人材への投資が重要です。中小企業を含めイノベーションを後押しし、成長分野の創出とそこへの労働移動を促進し、人材が高い賃金を享受する、言わば「成長と所得の好循環」を実現していきます。また、大規模GX(グリーン・トランスフォーメーション)投資で脱炭素化やエネルギー危機に耐え得る強靭な経済社会システムを確立していきます。
引き続き、経済産業大臣として全力で職責を果たしてまいります。
<テレビ出演のお知らせ>
10月9日(日) 9:00~10:00(生放送)
NHK日曜討論 「賃上げ・物価高の現状、賃上げ・成長のために何が必要か」
2.福島には3回訪問し、福島第一原発を訪問し廃炉やALPS処理水の状況を確認するとともに、双葉町新庁舎、浜通り地域における店舗など多くの場を訪問し、漁業者、卸・小売業者、自治体など、幅広い方々と意見交換させていただきました。双葉町にて開催された「福島浜通りシネマプロジェクト」に主催者として参加しましたが、双葉町を題材に学生や地域の方が制作した短編映画に胸をうたれました。双葉町などでは避難指示解除による帰還が始まり震災後11年を経て復興に向けた新たなスタートです。引き続き、福島の復興に全力で取り組みます。
3.通商分野については、国際交渉のため累次の閣僚会合に参加してまいりました。①G20エネルギー移行大臣会合(インドネシア)、②IPEF(インド太平洋経済枠組み)閣僚会合(アメリカ)、③G7貿易大臣会合や日米欧の三極貿易大臣会合(ドイツ)、④日ASEAN閣僚会合(カンボジア)などです。
(1)自由で公正な貿易、投資の環境を強化・発展すべく、デジタル経済、サプライチェーン強靭化、不公正な政府介入への対応、労働・環境など21世紀型の課題に対して各国と議論を重ね方向性を確認しました。また、本年9月に公表した日本の人権ガイドラインについても紹介し米国はじめ歓迎されました。
(2)また、世界でカーボンニュートラルを目指すうえで、エネルギー安全保障と経済成長を両立する考えを共有し、水素、アンモニア、CCUS(CO2の回収・貯蔵・利用)等の日本の技術力に高い期待が寄せられました。
来年のG7議長国として、引き続き自由で公正な貿易、エネルギーの安定供給・クリーンエネルギーへの移行に向けて、有志国と連携して取り組みます。
4.現下の物価高騰への対応、岸田総理の「新しい資本主義」の実現に向けて、総合経済対策の具体化を急ぎます。物価・エネルギー高騰対策、中小企業による価格転嫁の促進とともに、デフレから脱却し大胆な所得向上に繋がる力強い経済対策をまとめます。そのためには、イノベーションや人材への投資が重要です。中小企業を含めイノベーションを後押しし、成長分野の創出とそこへの労働移動を促進し、人材が高い賃金を享受する、言わば「成長と所得の好循環」を実現していきます。また、大規模GX(グリーン・トランスフォーメーション)投資で脱炭素化やエネルギー危機に耐え得る強靭な経済社会システムを確立していきます。
引き続き、経済産業大臣として全力で職責を果たしてまいります。
<テレビ出演のお知らせ>
10月9日(日) 9:00~10:00(生放送)
NHK日曜討論 「賃上げ・物価高の現状、賃上げ・成長のために何が必要か」