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インド・シンガポール・ベトナム出張報告
1.11月19日~23日、アジア各国を訪問した。まず今年3度目のインドでは、親しい国会議員と意見交換を行った。まず、オリッサ州のパンダ議員には自宅に呼ばれ昼食会(写真①)。オリッサ州はレアアースの宝庫であり、レアアースの対日供給等について意見交換を行った。続いて、IT担当大臣のパイロット議員とは、通信機器のインドへの輸出規制強化等について意見交換()。
そして父上が石油大臣のデオラ議員には、自身のコンサートに招待され、コンサートが始まるまでの時間で情報交換()。
こうした仲間とは本音で話ができるようになった。この一年、中国が国際社会で強硬な振る舞いをしてきたため、自然にインドの株(評価)が上がっている。今回話した議員たちも正にそう自覚していた。現にオバマ大統領もフランスのサルコジ大統領も、共に最近4日間もインドを訪問・滞在している。そうした中、日本の政治家の訪問者は少ない。私が頑張らなければならない。日本とインドとの関係強化のため孤軍奮闘である。
2.そして、ちょうど神戸から、友人のインド人経営者のキラン氏、フェリシモの矢崎和彦社長 などがインドを訪問中で、遅れて夕食会に加わった(、⑤)。インド訪問が初めての方もおられるが、インドの成長ぶりに皆さん目を見開いておられた。せっかく来られたのだから、何らかのビジネスチャンスをつかんでほしいものだ。
3.その夜の深夜の便でシンガポールへ。シンガポールでは、金融関係者と意見交換。インドネシア経済が好調で、インドネシアからの不動産投資が活発化していること、日本への関心がどんどん低くなっていること、いくら山の手線内の容積率などを緩和して国際金融都市を目指しても日本への立地は難しくなっていることなど、を直接耳にし、暗たんたる気分になった。他方、最近オープンしたカジノでは中国人があふれ、中国経済の存在感が極めて大きい()。何とかしなければならない。国内政局で足を引っ張り合っている場合ではないし、そもそも、内向きのバラマキ予算を組んでいる場合ではない。
4.そして、ベトナム。インド同様、今年3回目のベトナムでは、まず、ホーチミンで、民間銀行関係者と意見交換し()、証券取引所、株式取引の現場を視察。ベトナム株式はどんどん下がってきたが、ようやくボトム(底)のようで、ボード前には多くの市民が株価を真剣に眺めていた()。
その証券取引所では、クリントン大統領が行ったと同様に、取引所の鐘を鳴らした()。将来、首脳としてまた来てほしいと云われた。鐘を鳴らすのは、今回は練習で、次回が本番である。
また、ホーチミンでは、日系の中小製造業の現場を視察。中国のコピー商品に邪魔されながらも()、必要に頑張っておられる姿勢に感銘を受けた。
ハノイでは、旧知のフック計画投資大臣()はじめ政府関係者と、レアアースの日本への供給等について意見交換。次回はそのレアアースの現場も是非見に行きたいと思う。
また、ベトナム共産党青年団のトゥオン第一書記とも、日越の未来について意見交換()。
5.いずれにしても、成長地域、新興国を回ることは、刺激が強く、「何とかしなければ」の気持ちをかき立てられる。肝心の日本の経済社会を建て直さなければならないのである。思い切った改革が急務なことは明らかだ。同じ思いの同志と力を結集したい。
そして父上が石油大臣のデオラ議員には、自身のコンサートに招待され、コンサートが始まるまでの時間で情報交換()。
こうした仲間とは本音で話ができるようになった。この一年、中国が国際社会で強硬な振る舞いをしてきたため、自然にインドの株(評価)が上がっている。今回話した議員たちも正にそう自覚していた。現にオバマ大統領もフランスのサルコジ大統領も、共に最近4日間もインドを訪問・滞在している。そうした中、日本の政治家の訪問者は少ない。私が頑張らなければならない。日本とインドとの関係強化のため孤軍奮闘である。
2.そして、ちょうど神戸から、友人のインド人経営者のキラン氏、フェリシモの矢崎和彦社長 などがインドを訪問中で、遅れて夕食会に加わった(、⑤)。インド訪問が初めての方もおられるが、インドの成長ぶりに皆さん目を見開いておられた。せっかく来られたのだから、何らかのビジネスチャンスをつかんでほしいものだ。
3.その夜の深夜の便でシンガポールへ。シンガポールでは、金融関係者と意見交換。インドネシア経済が好調で、インドネシアからの不動産投資が活発化していること、日本への関心がどんどん低くなっていること、いくら山の手線内の容積率などを緩和して国際金融都市を目指しても日本への立地は難しくなっていることなど、を直接耳にし、暗たんたる気分になった。他方、最近オープンしたカジノでは中国人があふれ、中国経済の存在感が極めて大きい()。何とかしなければならない。国内政局で足を引っ張り合っている場合ではないし、そもそも、内向きのバラマキ予算を組んでいる場合ではない。
4.そして、ベトナム。インド同様、今年3回目のベトナムでは、まず、ホーチミンで、民間銀行関係者と意見交換し()、証券取引所、株式取引の現場を視察。ベトナム株式はどんどん下がってきたが、ようやくボトム(底)のようで、ボード前には多くの市民が株価を真剣に眺めていた()。
その証券取引所では、クリントン大統領が行ったと同様に、取引所の鐘を鳴らした()。将来、首脳としてまた来てほしいと云われた。鐘を鳴らすのは、今回は練習で、次回が本番である。
また、ホーチミンでは、日系の中小製造業の現場を視察。中国のコピー商品に邪魔されながらも()、必要に頑張っておられる姿勢に感銘を受けた。
ハノイでは、旧知のフック計画投資大臣()はじめ政府関係者と、レアアースの日本への供給等について意見交換。次回はそのレアアースの現場も是非見に行きたいと思う。
また、ベトナム共産党青年団のトゥオン第一書記とも、日越の未来について意見交換()。
5.いずれにしても、成長地域、新興国を回ることは、刺激が強く、「何とかしなければ」の気持ちをかき立てられる。肝心の日本の経済社会を建て直さなければならないのである。思い切った改革が急務なことは明らかだ。同じ思いの同志と力を結集したい。