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ベトナム・ラオス出張報告
1.経済産業大臣がベトナム訪問をするに先立ち、ベトナムを訪れ、旧知のフォン科学技術大臣はじめ知り合いに、原子力発電や宇宙開発の日越の協力・日本企業への支援を要請(写真①、②)。
在京大使館時代から親しくしているベトナム外務省の方々とも食事をし、協力関係を深めた。
2.飛行機に乗り、空からホンダの工場を見ながら、メコン川上流()のラオス・ルアンパバーンへ。ここでは、ゾウの背中に乗ってのツアーも人気で()、最近とみに欧米から観光客を集めている。街角にはおしゃれなカフェが並び、旧フランスの植民地の雰囲気も残した、世界遺産の観光地だ()。
3.パクオウ洞窟のお寺にお参りし()、田舎の家族の昼食の光景を一枚()。もち米が主食で、手でつまみ、みそをつけて食べるのがラオス流だ。おかずはタケノコや野菜。かなり辛い料理である。
4.夕食は、首都ビエンチャンで、日本企業の方々と()。ラオスビールに、日系企業が使っているラム酒に、ラーメン()。ソーセージも美味しく、翌日訪れた市場では山のように売っていた()。
日本企業の方々は、社会主義、計画主議に慣れ切ったラオス国民の意識改革に苦しんでいるようだ。優秀な人材は日本での研修も行い幹部への育成を行うなど、社会主義独特の“横並び意識”をどう変えるか、日々努力されている。近く初めて証券市場も開設される予定であり、資本主義精神、競争マインドの醸成が急がれる。
5.会談したビライホン青年同盟副総裁は、ロシア、米国、ベトナムに留学経験があり、日本の精密機械産業について博士論文をまとめ中という才人で、投資計画省の官僚も経験したエリートだ()。両国の青年交流、経済界の関係強化について意見交換を行った。将来お互いに成長して国のリーダー同志でお会いしたい人だ。
6.日本政府は、1996年に開校したラオス国立大学構内に人材開発センターを創り()、MBAコースや、日本語コースを設立、ラオス人の人材開発に貢献している。しかし、最近では、国立競技場などスポーツ・コンプレックスや文化会館を建設した中国が、中国語や中国文化を啓める“孔子学院”も建設予定である。国境を接していることもあり、近年、影響力を増しているという。一方で、日本企業の投資への期待も大きい。「海がない」「人口が600万人と少ない」「ワーカーの人件費が70ドル/月と必ずしも安くない」といった条件をどう克服していくか。特に、銅、金、ボーキサイトといった鉱物資源が豊富であることでも判明し、ちょっとした鉱山投資ブームに沸いている。日本企業の進出も期待されるが、安定的な成長のためには、地道に人材を育てていくことが大切だ。
在京大使館時代から親しくしているベトナム外務省の方々とも食事をし、協力関係を深めた。
2.飛行機に乗り、空からホンダの工場を見ながら、メコン川上流()のラオス・ルアンパバーンへ。ここでは、ゾウの背中に乗ってのツアーも人気で()、最近とみに欧米から観光客を集めている。街角にはおしゃれなカフェが並び、旧フランスの植民地の雰囲気も残した、世界遺産の観光地だ()。
3.パクオウ洞窟のお寺にお参りし()、田舎の家族の昼食の光景を一枚()。もち米が主食で、手でつまみ、みそをつけて食べるのがラオス流だ。おかずはタケノコや野菜。かなり辛い料理である。
4.夕食は、首都ビエンチャンで、日本企業の方々と()。ラオスビールに、日系企業が使っているラム酒に、ラーメン()。ソーセージも美味しく、翌日訪れた市場では山のように売っていた()。
日本企業の方々は、社会主義、計画主議に慣れ切ったラオス国民の意識改革に苦しんでいるようだ。優秀な人材は日本での研修も行い幹部への育成を行うなど、社会主義独特の“横並び意識”をどう変えるか、日々努力されている。近く初めて証券市場も開設される予定であり、資本主義精神、競争マインドの醸成が急がれる。
5.会談したビライホン青年同盟副総裁は、ロシア、米国、ベトナムに留学経験があり、日本の精密機械産業について博士論文をまとめ中という才人で、投資計画省の官僚も経験したエリートだ()。両国の青年交流、経済界の関係強化について意見交換を行った。将来お互いに成長して国のリーダー同志でお会いしたい人だ。
6.日本政府は、1996年に開校したラオス国立大学構内に人材開発センターを創り()、MBAコースや、日本語コースを設立、ラオス人の人材開発に貢献している。しかし、最近では、国立競技場などスポーツ・コンプレックスや文化会館を建設した中国が、中国語や中国文化を啓める“孔子学院”も建設予定である。国境を接していることもあり、近年、影響力を増しているという。一方で、日本企業の投資への期待も大きい。「海がない」「人口が600万人と少ない」「ワーカーの人件費が70ドル/月と必ずしも安くない」といった条件をどう克服していくか。特に、銅、金、ボーキサイトといった鉱物資源が豊富であることでも判明し、ちょっとした鉱山投資ブームに沸いている。日本企業の進出も期待されるが、安定的な成長のためには、地道に人材を育てていくことが大切だ。