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米国・南米出張(その①)「ワシントン・ニューヨーク編」~米国新政権と金融危機対処の方向性~
1.11月20日(木)午前11時過ぎの飛行機で成田を発ち、20日9時半頃米国ワシントン到着。気温4~5度と、かなり寒い。この2、3日冷え込んでいるようだ。
10時過ぎに都心に入り、コンサルタントの松方直孝(ナオ・マツカタ)氏と意見交換(写真①)。あの松方翁が祖先だそうで「祖父は川崎重工の創始者の一人」とも話されていたが、姿形は日本人なのに、英語でやりとり。何となく変な感じである。オバマ政権の通商政策などについて意見交換したが、ナオ・松方氏は「財務長官はガイトナー氏の可能性あり」と話されていたが、その翌日に、「ガイトナー氏内定」との報道がなされた。共和・民主双方に人脈のある方だ。年齢も近いし、今後とも付き合いたい方である。ちなみにガイトナー氏(NY連銀総裁)は在京アメリカ大使館で財務アタッシェ(財務担当審議官)も務め、日本語も流ちょうに話すそうだ。現在の金融危機を打開するに当たって日本にとっては心強いパートナーである。

2.続いて旧知のマイケル・グリーン氏(元ホワイトハウス国家安全保障会議上級アジア部長)。共和党のマケイン氏を強力に応援していただけに激励の意味も込めての訪問。ここで紹介できないのは残念であるが、既に4年後に向けて動き出している様子であった。しかし、4年後に世界がどうなっているか誰も想像がつかない。これだけの世界的な金融危機を去年の今頃に誰が予想していたであろうか?国内でもあの2000年に小泉純一郎総理が誕生するとは、誰が予想していたであろうか?世界情勢はあっと言う間に変わるのである。与野党問わず信頼関係を維持してきたい()。また、国家安全保障会議(NSC)人事についてもいくつかの見方を披露されたが、オバマ政権のもとでも、日米同盟の重要性は変わらないとの意見で一致し、心強く思った次第である。
ちなみに、マイケル・グリーン氏はミャンマー特使の候補者となっており、オバマ政権が掲げる超党派での対応の一つになるかどうか注目である。また、マイケル・グリーン氏は、「ヒラリー・クリントン氏が国務長官になるのでは」との見方をしていたが、翌日にはそのような報道がなされていた。

3.昼食は、藤﨑一郎大使と。米国政治情勢について意見交換。米国議会の中には、「日本が世界第2の経済力を有していることを知らない議員もいる。今は、存在感を出すチャンス」と話されていた。日本の議員交流も少なくなってきている。是非若手で努力したいと思う。

4.その後、旧知のデレク・ミッチェル氏(CSIS・戦略国際問題研究所上級研究員)とも意見交換。オバマ氏を応援していただけに意気揚々としていた。アジアの安全保障について意見交換できるいい仲間である()。

5.夕方、ワシントンからニューヨークへ。
ニューヨークでは、日系の金融機関の方々と懇談()。皆さん、口をそろえて「日本にとって大きなチャンス。人材の確保、ビジネス拡大に向けて取り組んでいる。是非政府としてもサポートを」と言われていた。米国経済の急速な悪化も心配されていたが、ウォール・ストリート近くのレストランは満員であった。米国の層の厚さ、奥の深さも感じたひとときであった。

なお、は翌日の早朝ニューヨークを発ったときに上空からのマンハッタン。先端の摩天楼と真ん中あたりのセントラル・パークがよく見えます。
は、乗り換えで立ち寄ったマイアミの市街。こちらも高層ビルが立ち並びますが、金融危機で不動産価格は大幅に値下がりです。