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ベトナム紀行(その2)
1.課題はやはりインフラである。ホーチミンの新しい国際空港は、日本のODAで建設中であるが、首都・ハノイの空港は日本の田舎の空港並でしかない。港も高速道路もまだまだ。ジェトロが、広州→ハノイ→バンコクを結ぶ高速道路輸送の実験も行っているが、ハノイから広州に運ぶものがほとんどないそうである。広州は、自動車、電機製品のおよそすべての部品がそろうと言われているが、ベトナムは、いわゆる「サポーティング・インダストリー」(部品企業)の集積が遅れていることも背景にあるのだろう。しかし、それでも、住友商事が開発・運営するタンロン(「昇龍」。昔のハノイの呼び名。ちなみに、今回は行けなかった世界遺産「ハロン湾」の「ハロン」は「降龍」の意。)工業団地は1期、2期とも完売で現在、3期目の造成中である。そして、この3期目もほぼ予約でうまっているとのことであり、日系企業のベトナム熱がよくわかる。
2.町中には、小さな小売店がこれでもか!というくらいに立ち並ぶ。インドもよく似ているが、小売業を外資に開放できないのもうなづける。外国の大型店が進出すればひとたまりもない。人々の購買力の高まりとともに、ゆるやかな開放を期待したい。ちなみに、くつ屋ならくつ屋ばかり数十軒が並び、おもちゃならおもちゃ屋ばかり数十軒並んでいる。アオザイ(ベトナム・ドレス)の店が数十軒並ぶ光景はなかなか美しい。そう言えば、大阪の松屋町筋とかもおもちゃ屋が並ぶ。やはり、アジアは共通点がある。いや大阪がアジアの国々と同様のたくましさを持っている、ということか。我々も失いつつある「ハングリー精神」や「たくましさ」をもう一度呼び覚まさなければならない。
2.町中には、小さな小売店がこれでもか!というくらいに立ち並ぶ。インドもよく似ているが、小売業を外資に開放できないのもうなづける。外国の大型店が進出すればひとたまりもない。人々の購買力の高まりとともに、ゆるやかな開放を期待したい。ちなみに、くつ屋ならくつ屋ばかり数十軒が並び、おもちゃならおもちゃ屋ばかり数十軒並んでいる。アオザイ(ベトナム・ドレス)の店が数十軒並ぶ光景はなかなか美しい。そう言えば、大阪の松屋町筋とかもおもちゃ屋が並ぶ。やはり、アジアは共通点がある。いや大阪がアジアの国々と同様のたくましさを持っている、ということか。我々も失いつつある「ハングリー精神」や「たくましさ」をもう一度呼び覚まさなければならない。