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GW出張報告(その2:ワシントンDC編①)
1.一年半ぶりのワシントンである。前回もそうだったが、今回も三日間びっしりの会議である。今回は、麻生太郎外務大臣のお声がけ(一本釣り?)で同行させていただくこととなり、大臣がいわゆる「2+2」(日米の外交担当大臣、防衛担当大臣の四人)の会議をする合間に、CSIS(米国国際問題研究所)のメンバーと安全保障問題を中心に集中的に議論をするというものである。
2.米軍再編問題、イラン情勢、イラク情勢など様々な議論を行い、大変に参考になった。特に、よく議論になったのが、韓国の現状に対する見方である。今回議論した米国の方々の間でも、楽観論と悲観論が交錯していた。ある人は「『友だち同士がケンカして、一番損をするのはあなた自身ですよ』ということわざがある。日本と韓国の関係がよくなくて、一番困るのは双方と同盟関係にある米国である」という言葉が印象に残った。自由、民主主義、資本主義といった価値を共有するのだから、韓国との関係を何とかしたいものだと思う。幸い日韓間では止まっているFTA交渉が米韓間で進んでいる。この交渉を通じて「共有する価値」を再確認できればと思う。
2.米軍再編問題、イラン情勢、イラク情勢など様々な議論を行い、大変に参考になった。特に、よく議論になったのが、韓国の現状に対する見方である。今回議論した米国の方々の間でも、楽観論と悲観論が交錯していた。ある人は「『友だち同士がケンカして、一番損をするのはあなた自身ですよ』ということわざがある。日本と韓国の関係がよくなくて、一番困るのは双方と同盟関係にある米国である」という言葉が印象に残った。自由、民主主義、資本主義といった価値を共有するのだから、韓国との関係を何とかしたいものだと思う。幸い日韓間では止まっているFTA交渉が米韓間で進んでいる。この交渉を通じて「共有する価値」を再確認できればと思う。