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イラク特別委員会視察
1.今般、衆議院国際テロ及びイラク特別委員会の理事を拝命しました。海洋権益(東シナ海)特別委員会事務局長、対北朝鮮経済制裁シミュレーションチーム事務局長と合わせて、安全保障の専門家の道を歩み始めたと自負するとともに、責任の重さをあらためて感じているところである。

2.さて、そのイラク特別委員会で、長崎の自衛隊視察を行いました。実際にイラクに駐在した番匠さん(西部方面総監部副幕僚長)や多くの方々から意見を伺い、実際の訓練の様子を拝見した。イラクに行った多くの隊員は口を揃えて「すごくいい経験となった」「自信につながった」と言っていた。まさしく、戦後長い間、実戦の経験もなく、また国際的な活動の場もなく過ごしてきた自衛隊にとって、この上ない実績・経験となったものと思う。

3.サマワでは、陸上自衛隊がオランダ、イギリス、オーストラリアと連携をとって活動をし、また海上自衛隊は、インド洋で、ドイツ、アメリカ、パキスタンはじめ、たくさんの国の軍鑑に給油活動を行った。さらに、数ヶ月間もの海外でのオペレーションは、自己完結型で修理を担当する部隊はもちろん、一人一人の隊員にとって精神的にも大きな財産となったに違いない。国内における災害救助活動も、あの忌まわしい阪神淡路大震災での経験から始まって、その後の数多くの経験を積み重ね、今や広く国民にも認知されるほどになった。国際貢献業務についても同じことが言えると思う。湾岸戦争での悲哀を踏み越えて、自衛隊は今や国際的にも頼りにされる存在となった。そしてこのことが何より日本の安全保障につながっている。世界の期待に応えれるだけの活躍ができるよう、しっかりと環境を整えていきたい。
  • 玉澤徳一郎・元長官(私の右)、イラクから帰った番匠幸一郎幕僚副長、橋本前総理の次男・橋本 岳議員らと。

  • 実戦での訓練を視察。
  • 石破・元長官と番匠副長と。
  • どこに隊員が潜んでいるか、わかりますか。
  • 石破・元長官もわかりません。苦笑しています。
  • 真剣な表情で視察。
  • ロープ渡りを視察。
  • 気温0度の下での上陸演習。
  • 海からの上陸作戦を視察。手前の共産党議員は自衛隊から貸与された防寒具を着用しません。
  • 海軍名物「カレー」隠し味にチョコレートまで入っているそうです。
  • 三原朝彦・イラク特委員長を理事として補佐。
  • 三木・地方幕僚長を囲んで。兵庫県の西宮市出身。期待のエリートです。