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~浮上寸前か、大国エジプト!?(11月26日~28日) その①~
1.延べ三日間エジプトカイロに滞在した。アメリカ留学中の1992年1月に学生の貧乏一人旅をして以来のエジプト訪問である。まず、カイロの町に高層ビルや高層ホテルが増えていることに驚いた。スーダン、リビアと訪問したあとだけに、エジプトの大国ぶりが一層印象的である。さすがに人口7000万人(カイロに約1700万人と言われている)、アラブのリーダーだけのことはある。
2.今回、もっとも印象的だったのは、ムバラク現大統領の次男・ガマール・ムバラク氏である。スマートな長身で、語り口も説得力がある。経済や技術についての理解も深い。世襲についての批判も聞かれるが、かなりのカリスマ性・リーダーとしての資質を感じた(写真参照)。さすが、オマーンのザワイ博士が鍛えただけのことはある。早速、ザワイ博士に手紙を書かなければ。
3.そして、中東和平の推進者、エル・バーズ大統領顧問とも意見交換した。老将とも言うべきアラブの頭脳である。サダド元大統領のイスラエル訪問を実現した立役者で、とくとくと中東和平について語ってくれた。日本にとっては馴染みが薄く理解しにくい話であるが、貧しいパレスチナに対し経済的支援と、過激なテロに走らないよう、各国・各グループ・各方面への働きかけを要請された。もっともな話である。ちょうど年明けに総理が中東を訪問される。いい機会である。しっかりとサポートし日本としての責務を果たしてまいりたい。
2.今回、もっとも印象的だったのは、ムバラク現大統領の次男・ガマール・ムバラク氏である。スマートな長身で、語り口も説得力がある。経済や技術についての理解も深い。世襲についての批判も聞かれるが、かなりのカリスマ性・リーダーとしての資質を感じた(写真参照)。さすが、オマーンのザワイ博士が鍛えただけのことはある。早速、ザワイ博士に手紙を書かなければ。
3.そして、中東和平の推進者、エル・バーズ大統領顧問とも意見交換した。老将とも言うべきアラブの頭脳である。サダド元大統領のイスラエル訪問を実現した立役者で、とくとくと中東和平について語ってくれた。日本にとっては馴染みが薄く理解しにくい話であるが、貧しいパレスチナに対し経済的支援と、過激なテロに走らないよう、各国・各グループ・各方面への働きかけを要請された。もっともな話である。ちょうど年明けに総理が中東を訪問される。いい機会である。しっかりとサポートし日本としての責務を果たしてまいりたい。
- <次期エジプト大統領?①>
ムバラク大統領の次男ガマール・ムバラクNCP(国民民主党)政策委員長と意見交換。将来の大統領候補にふさわしく、科学技術政策の課題やIT推進のための規制緩和など話は広範囲に及びました。経済改革の推進者です。 - <次期エジプト大統領?②>
なかなかいい男です。41歳。 - <次期エジプト大統領?③>
将来の日本とエジプトのトップ・リーダー同志(?)、友情を確認し合いました。実はオマーン国大統領顧問のザワイ博士が私のことを事前に伝えてくれていたのです。 - <ズティーニ投資庁長官と>
ガマール氏の経済改革の推進者の一人、ズティーニ長官と。こちらも41才。法人税、所得税ともに20%に引き下げ。外資系企業の誘致にがんばっています。