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年末のご挨拶、令和2年度予算、就職氷河期世代支援
1.今年も残すところ、あと数日となりました。本年も多くの皆様にご指導、ご支援頂きましたこと、感謝申し上げます。今年は、3度の甲子園での地元明石商業の応援、ラグビーWCのロシア戦・南ア戦観戦、先日の旧知の村田諒太選手の世界タイトルマッチの応援などスポーツ観戦にいそしんだ年でした。来年夏はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。多くの日本人選手のメダル獲得、多くの外国人観光客の訪問、そして、令和2年が明るい日本の未来を拓く象徴的な年となることを期待します。
2.本年は「平成」が終わり、「令和」という新しい時代が始まった歴史的転換の年でした。この転換の年に「内閣官房副長官」としての任を全うできました。6月のG20大阪サミット、7月のG7フランスサミットで、安倍総理を補佐し、9月11日からは「経済再生担当大臣」「全世代型社会保障改革担当大臣」「TPP担当大臣」として、先般「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」「全世代型社会保障検討会議中間報告」をとりまとめました。
私の大臣就任後、経済の先行指標とされる株価が11%上昇しています。来年の経済成長率の見通し実質1.4%の達成、力強い成長の実現に全力を尽くします。
3.12月20日、歳出総額102兆6,580億円の令和2年度予算が決定しました。「いい(1)れいわ(0)二年(2)に向(6)かってゴー(5)晴れ(80)る日本経済」となる予算です。
①全世代型社会保障の構築に向け、来年4月から、高等教育の無償化( 4,882億円)、幼児教育・保育の無償化の通年化( 1,878億円)、予防・健康づくり( 700億円)など医療・介護分野の充実を図ります。
②社会保障関係費(+4,111億円)を高齢化による増加分に相当する伸びにおさめるなどの取組を継続し、安倍内閣発足以来、国債発行額は8年連続の減額となります。引き続き「経済再生」と「財政健全化」を両立していきます。
4.これに先立つ補正予算でも、中小企業・小規模事業者の生産性向上のための支援(3,847億円)、学校のICT化(2,318億円)等の予算を確保しました。地方も含め、日本経済・社会全体のIT化を進めます。
5.「全世代型社会保障」については、広く安心してもらえる社会保障制度を構築する必要があります。中間報告では、年齢ではなく負担能力に応じた負担という視点を徹底していくことや生涯現役(エイジフリー)で活躍できる社会を創ることを今後の改革の視点として盛り込んでいます。
6.就職活動の時期が偶然にも雇用環境が厳しいバブル崩壊後の時期と重なった「就職氷河期世代」の方々に対する支援は待ったなしの状況です。社会全体で機運を高めるため。11月に当事者・支援団体や地方の代表団体等の参加を得て、全国プラットフォーム(会議体)を立ち上げました。各地域でもプラットフォームを設立し、地域で創意工夫のある取組を広げていきます。補正予算、当初予算を含め3年間で650億円を上回る財源を確保します。お一人お一人に寄り添い、丁寧な支援を進めます。
7. 最後に少し、来年の話をしたいと思います。引き続き世界経済の減速が見込まれる中、米国、中国、インド、英国など主要国との経済対話を行い、「自由貿易の旗手」として21世紀型の新たな共通ルールを世界に広めていきたいと考えております。大臣着任後は、主に国内対策に注力してきましたが、来年は世界に「ねずみ」跳びする年としたいと思います。(ボクサー時代の持ち味の)フットワーク軽く、機敏に行動する決意です。来年も引き続きご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。
2.本年は「平成」が終わり、「令和」という新しい時代が始まった歴史的転換の年でした。この転換の年に「内閣官房副長官」としての任を全うできました。6月のG20大阪サミット、7月のG7フランスサミットで、安倍総理を補佐し、9月11日からは「経済再生担当大臣」「全世代型社会保障改革担当大臣」「TPP担当大臣」として、先般「安心と成長の未来を拓く総合経済対策」「全世代型社会保障検討会議中間報告」をとりまとめました。
私の大臣就任後、経済の先行指標とされる株価が11%上昇しています。来年の経済成長率の見通し実質1.4%の達成、力強い成長の実現に全力を尽くします。
3.12月20日、歳出総額102兆6,580億円の令和2年度予算が決定しました。「いい(1)れいわ(0)二年(2)に向(6)かってゴー(5)晴れ(80)る日本経済」となる予算です。
①全世代型社会保障の構築に向け、来年4月から、高等教育の無償化( 4,882億円)、幼児教育・保育の無償化の通年化( 1,878億円)、予防・健康づくり( 700億円)など医療・介護分野の充実を図ります。
②社会保障関係費(+4,111億円)を高齢化による増加分に相当する伸びにおさめるなどの取組を継続し、安倍内閣発足以来、国債発行額は8年連続の減額となります。引き続き「経済再生」と「財政健全化」を両立していきます。
4.これに先立つ補正予算でも、中小企業・小規模事業者の生産性向上のための支援(3,847億円)、学校のICT化(2,318億円)等の予算を確保しました。地方も含め、日本経済・社会全体のIT化を進めます。
5.「全世代型社会保障」については、広く安心してもらえる社会保障制度を構築する必要があります。中間報告では、年齢ではなく負担能力に応じた負担という視点を徹底していくことや生涯現役(エイジフリー)で活躍できる社会を創ることを今後の改革の視点として盛り込んでいます。
6.就職活動の時期が偶然にも雇用環境が厳しいバブル崩壊後の時期と重なった「就職氷河期世代」の方々に対する支援は待ったなしの状況です。社会全体で機運を高めるため。11月に当事者・支援団体や地方の代表団体等の参加を得て、全国プラットフォーム(会議体)を立ち上げました。各地域でもプラットフォームを設立し、地域で創意工夫のある取組を広げていきます。補正予算、当初予算を含め3年間で650億円を上回る財源を確保します。お一人お一人に寄り添い、丁寧な支援を進めます。
7. 最後に少し、来年の話をしたいと思います。引き続き世界経済の減速が見込まれる中、米国、中国、インド、英国など主要国との経済対話を行い、「自由貿易の旗手」として21世紀型の新たな共通ルールを世界に広めていきたいと考えております。大臣着任後は、主に国内対策に注力してきましたが、来年は世界に「ねずみ」跳びする年としたいと思います。(ボクサー時代の持ち味の)フットワーク軽く、機敏に行動する決意です。来年も引き続きご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。