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神戸マラソン完走。成長戦略も走行中。
1.11月17日(日)、神戸マラソンに参加し、2年ぶりに2回目のフルマラソンを完走しました。タイムは4時間43分25秒。公務が忙しく走り込こんでいなかったので心配でしたが、私にとって予想以上の好タイムでした。
体重もこの3年間で7kg以上減りました。痩せたことに対してご心配の声を頂くこともありますが、体調管理に気を付けて毎日を過ごしている結果です。これからも元気に頑張っていきます。

2.さて、アベノミクス第三の矢である成長戦略が次々に実行されています。電気事業法改正が成立し、電力小売の全面自由化等が実現します。これにより、競争環境が整備され、電気料金の引き下げにつながると考えられます。また、今国会で成立見込みの薬事法改正により、再生医療、医療機器の実用化が加速します。一日も早く治療を必要とする方々に、最新の医療を届けたいと思います。さらに、今国会で成立見込みの国家戦略特区法案、産業競争力強化法案により、産業の新陳代謝を進め、産業の競争力強化と雇用拡大につなげていきます。

3.国家戦略特区では、医療や雇用、教育、都市再生・まちづくり、農業等の分野において、大胆な規制改革を実施します。法案の今国会での成立後、1月以降に国家戦略特区の地域として全国数か所を指定する予定です。特に、スーパーコンピューター「京」(神戸)、iPS細胞でノーベル賞の山中教授(京都)、先端的な医療を行っている大阪大学(大阪)を背景に、関西地区は先進的な医療の国際的拠点になることを目指しており、仮に最先端医療を行う特区として認定されれば、最新の治療薬の承認を一段と早めたり、最先端の研究を行う外国人医師も治療を行ったりすることが可能となります。そうしたことを想定して、特区の検討を進めています。

4.また、農業改革については、ご心配の声も頂いておりますが、平野部においては、規模を拡大できるところは集約化し効率化していきます。このため、各県に農地の集約化を可能とする農地中間管理機構を設置する予定で、さらに、減反も廃止し、農家の意思で自由に作ることができるという方向性で検討を進めています。ただし、農業の現場での混乱や価格の乱高下を防ぐために、全体の需給の見通しを発表するなどの施策を実施する予定です。また、家畜の飼料の多くを輸入に頼っているために食糧自給率が低くなっている現状を踏まえ、飼料米などの生産に対する支援強化を検討しています。
  一方で、中山間地域など条件の良くない所は、治山治水や自然保護など農業が持つ多面的機能を評価し、これまでの中山間地域等直接支払制度や農地・水保全管理支払交付金といった仕組みを継続・拡充することを考えています。
  いずれにしても、日本のおいしい農水産品の付加価値をさらに高め、海外への輸出も大幅に増大させる考えです。なお、水産業の燃油対策については、12月の経済対策でしっかりした対応を盛り込む予定です。

5.7月には、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシアのビザの発給要件を緩和し、これらの国々からの観光客は4割強も増加しました。更なる緩和を行い、地方の観光振興にもプラスになるよう、引き続きこうした対応を進めてまいります。

いずれにしても、地方の隅々までアベノミクスの成果を実感して頂けるよう、全力で取り組みます。

テレビ出演のお知らせ
○ 11月20日(水) BSフジ「プライムニュース」 20時~22時
テーマ「政府主導の業界再編・ベンチャー推進の功罪を考える」