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通常国会、8月31日まで、70日間の延長決定。
1.6月22日(水)午後の衆議院本会議で、今通常国会が8月31日まで70日間延長されることが決まった。ようやくである。閉会日の6月22日当日まで、政府・民主党は延長幅を決められない異常な状況であったのである。延長幅については、延長しない、年内まで6ヶ月、100日、50日、70日と、三転四転する混乱ぶりであり、民主党は党内意見を集約できず、全く統治能力がないと言わざるを得ない。
2.特に、民主党と自民、公明の三党で、いったんは50日間の延長で合意しただけに、自民党はこの 70日間の延長に反対したが、そもそもは、2次補正予算や、二重ローン問題、原発被害の賠償など、被災地のために早急に対応が必要な立法を行うため、自民党としてそれなりの期間の延長を求めていたわけで、単に菅政権の延命のためだけの延長には反対したのである(私の菅政権への評価などについては2011年6月2日ブログ参照)。
3.特に、被災地の復興、被災地への支援を考えた場合、前述の二重ローン対策や、原発の賠償を迅速かつ確実に進めるために、自民・公明など与党で提出した、国が仮払いを行う法案や東電の賠償スキーム法案が急がれるのである。しかしながら、菅総理はこれらには全くふれず、ただひたすら再生可能エネルルギー法案についてのみ、この延長国会でやりたいと説明してきたのである。菅総理お得意の、世間受けすることへの“飛びつき”“食い付き”である。この再生可能エネルギー法案も大事であることはもちろんだ(2011年6月16日ブログ参照)が、何より急ぐのは被災地支援である。ちなみに、菅総理は、この一年間、次から次へと重点テーマに言及するし、何一つ実現していない。英国まで行って考えたという「政治主導法案」しかり、昨年末までに案を示すといった国会議員定数削減、TPPなど、枚挙にいとまがない。次から次へと手を付け、食い散らかすが、何も実現していないのである。
4.しかし、「菅総理、早く退陣を」と言い続けるのもだんだんバカらしくなってきた。延長幅が決まったし、総理が誰であろうと、やるべきことを進めることが何より大事だ。原子力事故への対応や、二重ローン対策、そして再生可能エネルギー法案も含めて、私が責任を有する政策について、しっかり対応していきたいと思う。
5.6月22日(水)朝には、7時半から英国ジャーナリストたちと意見交換会(写真①、②)。日本の政治の行方や経済復興政策に関心が集中した。やはり、日本への期待・日本の存在感は小さくなってきているように感じたが、日本に来てくれた人たちだけに、特区制度など思い切った政策を考えていることを説明した次第である。
6.その後、終日、原子力対策や自然エネルギー対策についての会議、打ち合わせが続くが、6月23日(水)9時からは、「日本の明るい未来のための創エネ・蓄エネ・省エネを進める議員連盟」総会。私も副幹事長として、野田毅会長、川口順子幹事長とともに、有志議員で、新しいエネルギー政策の検討を進めることとなった(写真③)。今回は、蓄電池の現状と将来について、GSユアサから説明を受ける。近い将来、スマートグリッドの導入・普及を進めるためにも、蓄電池の役割は重要である。
5.午後には、シャドウ・キャビネット。一向に進まない、ガレキの処理を促進するための自民党の議員立法案などを了承する。
その後は、自民党本部1F入口の左側に設けられた「Cafe Sta(カフェスタ)」でYouTube動画の生放送に出演(写真④、その様子はこちら)。「Cafe Sta」は、旧喫茶室を改造して作ったものであり、オープン型動画スタジオである。22日から試験放送をしており、本格的な稼働にはもう少し時間がかかるが、今日も同僚議員が続々と出演していた。オープンで、透明な、新しく生まれ変わる自民党の新しい試みである。野党であるが故に弱くなりがちな発信力の強化でもある。
2.特に、民主党と自民、公明の三党で、いったんは50日間の延長で合意しただけに、自民党はこの 70日間の延長に反対したが、そもそもは、2次補正予算や、二重ローン問題、原発被害の賠償など、被災地のために早急に対応が必要な立法を行うため、自民党としてそれなりの期間の延長を求めていたわけで、単に菅政権の延命のためだけの延長には反対したのである(私の菅政権への評価などについては2011年6月2日ブログ参照)。
3.特に、被災地の復興、被災地への支援を考えた場合、前述の二重ローン対策や、原発の賠償を迅速かつ確実に進めるために、自民・公明など与党で提出した、国が仮払いを行う法案や東電の賠償スキーム法案が急がれるのである。しかしながら、菅総理はこれらには全くふれず、ただひたすら再生可能エネルルギー法案についてのみ、この延長国会でやりたいと説明してきたのである。菅総理お得意の、世間受けすることへの“飛びつき”“食い付き”である。この再生可能エネルギー法案も大事であることはもちろんだ(2011年6月16日ブログ参照)が、何より急ぐのは被災地支援である。ちなみに、菅総理は、この一年間、次から次へと重点テーマに言及するし、何一つ実現していない。英国まで行って考えたという「政治主導法案」しかり、昨年末までに案を示すといった国会議員定数削減、TPPなど、枚挙にいとまがない。次から次へと手を付け、食い散らかすが、何も実現していないのである。
4.しかし、「菅総理、早く退陣を」と言い続けるのもだんだんバカらしくなってきた。延長幅が決まったし、総理が誰であろうと、やるべきことを進めることが何より大事だ。原子力事故への対応や、二重ローン対策、そして再生可能エネルギー法案も含めて、私が責任を有する政策について、しっかり対応していきたいと思う。
5.6月22日(水)朝には、7時半から英国ジャーナリストたちと意見交換会(写真①、②)。日本の政治の行方や経済復興政策に関心が集中した。やはり、日本への期待・日本の存在感は小さくなってきているように感じたが、日本に来てくれた人たちだけに、特区制度など思い切った政策を考えていることを説明した次第である。
6.その後、終日、原子力対策や自然エネルギー対策についての会議、打ち合わせが続くが、6月23日(水)9時からは、「日本の明るい未来のための創エネ・蓄エネ・省エネを進める議員連盟」総会。私も副幹事長として、野田毅会長、川口順子幹事長とともに、有志議員で、新しいエネルギー政策の検討を進めることとなった(写真③)。今回は、蓄電池の現状と将来について、GSユアサから説明を受ける。近い将来、スマートグリッドの導入・普及を進めるためにも、蓄電池の役割は重要である。
5.午後には、シャドウ・キャビネット。一向に進まない、ガレキの処理を促進するための自民党の議員立法案などを了承する。
その後は、自民党本部1F入口の左側に設けられた「Cafe Sta(カフェスタ)」でYouTube動画の生放送に出演(写真④、その様子はこちら)。「Cafe Sta」は、旧喫茶室を改造して作ったものであり、オープン型動画スタジオである。22日から試験放送をしており、本格的な稼働にはもう少し時間がかかるが、今日も同僚議員が続々と出演していた。オープンで、透明な、新しく生まれ変わる自民党の新しい試みである。野党であるが故に弱くなりがちな発信力の強化でもある。