BLOG

政策ビジョンを示し、政策論争を!
1.1月26日(水)朝、党本部でのTPP検討会からスタート。午前中は来客など続く。

2.昼前に、故秋田博正さんの葬儀に参列。通産省の大先輩であり、神戸JC(青年会議所)の初代理事長、神戸商工会議所副会頭などを歴任された方で、私が初めて立候補した時から大変応援して頂いた。もともと山口県の出身で、私の義父・吹田愰とも親交があり、大変可愛がって頂いた。また、ご次男の秋田正紀さんが灘高の先輩ということにもご縁を感じている。91才という天寿をまっとうされた。心からご冥福をお祈りしたい。

3.午後には、衆議院本会議。谷垣総裁の代表質問。解散に追い込む気合いは十分に感じられたが、マニフェストの細かい批判や過去の発言の揚げ足取りが目立ったことはやや残念であった。民主党政治の“不条理”さはもう国民がよくわかっている。今、自民党に求められているのは、過去の反省の上に立って、しっかりと将来の国づくりの政策ビジョンを示すことである。国家公務員の人件費削減、国会議員の定数削減、そして消費税増税やTPPについても「断行する」、と宣言すればもっと良かったのではないか。党内がバラバラでまとまらず、優柔不断な民主党政権との“格の違い”を見せつけて欲しかった気がする。

今後、予算委員会等では、若手が前へ出て、考え方をしっかりと示し、政策論争をしなければならない。批判だけで、足を引っ張るだけでは、自民党の明日はない。