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怒りを覚える公約違反。一日も早く政権打倒を。
1.たったの10分。世界の二大経済大国の首脳が、核サミットの夕食会でかわした時間である。同盟国でありながら、鳩山総理は、オバマ大統領と首脳会談すらセットできずに、夕食会でわずか10分間の“雑談”の形式となった。情けない。沖縄普天間基地移設を巡る迷走で、信頼を全く失っているのである。「沖縄県外に移す」と公約を掲げ、何度もそう公言してきたにもかかわらず、結局、沖縄県内に残すことを考えている。他方、一部は、“寝耳に水”の鹿児島県徳之島に移そうとし、大反対にあっている。できもしないことを約束したり、各大臣がバラバラな発言を繰り返したりと、信頼を失って当然だ。
2.また、内政でも、公約違反は甚だしい。「高速道路無料化」を公約に掲げながら、4月9日に発表された案は、大幅な値上げである。明石海峡大橋など本四道路は、週末上限1000円であったのを上限3000円に値上げされ、平日の夜間5割引、昼間3割引も廃止するのである。一般の高速道路も週末上限1000円を2000円に値上げであるが、本四はさらに1000円高いのである。これまでの値下げを活用して、淡路島で言えば、淡路牛丼(“淡牛”)や淡路島ヌードルを開発し、苦しいながらも、観光に、地場産業に、必死で頑張ってきているだけに怒りはおさまらない。こうした努力を全く無視した大幅値上げだ。
3.しかも、高速道路会社の債務を国が肩代わりして、料金値下げの財源としてきた「2.3兆円」のうち、料金引下げには「1.2兆円」しか使わず、残りの「1.1兆円」は新たな高速道路建設に充てるのである。どこが「コンクリートから人へ」なのか。裏返せば、全体で「1.1兆円相当の値上げ」なのである。どこが「無料化」なのか。公約違反も甚だしい。断固として阻止しなければならない。撤回させるべく、徹底的に闘いたい。
4.このように、鳩山政権は、国内外で公約違反を繰り返し、信頼を失っている。しかも、37兆円の税収しかないのに、44兆円も借金をして、バラマキの予算を組んでいるのである。来年度は、今の制度のままでも、51兆円も財源が不足し、さらに子ども手当の満額支給などを行えば、55兆円以上の国債を発行せざるを得なくなる。国家財政の破綻である。
5.さらに、鳩山総理と小沢幹事長の「政治とカネ」の問題、北海道教職員組合の小林千代美議員への裏ガネ献金問題、中井洽防災担当大臣の地震時に映画館に入り込み連絡がつかなかった問題、仙谷大臣・原口総務大臣の度重なる遅刻など、クリーンさも緊張感も失った政権である。怒りすら覚える。日本や地域の将来のために、一日も早く政権を打倒しなければならない。
6.対する自民党も思い切った改革ができず、じくじたる思いもあるが、私も「雇用・景気対策担当」(大臣)に選ばれた、次の内閣(「ネクスト・ジャパン」)で、しがらみのない中堅・若手が、政策を打ち出し、しっかりと発信していきたい。
特に、私は、政調副会長(事務局長)として、参院選に向けたマニフェストづくりに専心している。地域の生活や仕事に光が見えるような思い切った政策や、他方、国会議員定数の大幅削減や、霞ヶ関・天下り天国を解体する大胆な改革案を提示したいと考えている。この国の将来と、地元の明日のために、全力で頑張りたい。
なお、私なりのビジョン、政策を、新著「新(ネオ)ハイブリッド国家 日本の活路」にまとめました。
今後、講演会を開く予定です(スケジュールはこちら)。
2.また、内政でも、公約違反は甚だしい。「高速道路無料化」を公約に掲げながら、4月9日に発表された案は、大幅な値上げである。明石海峡大橋など本四道路は、週末上限1000円であったのを上限3000円に値上げされ、平日の夜間5割引、昼間3割引も廃止するのである。一般の高速道路も週末上限1000円を2000円に値上げであるが、本四はさらに1000円高いのである。これまでの値下げを活用して、淡路島で言えば、淡路牛丼(“淡牛”)や淡路島ヌードルを開発し、苦しいながらも、観光に、地場産業に、必死で頑張ってきているだけに怒りはおさまらない。こうした努力を全く無視した大幅値上げだ。
3.しかも、高速道路会社の債務を国が肩代わりして、料金値下げの財源としてきた「2.3兆円」のうち、料金引下げには「1.2兆円」しか使わず、残りの「1.1兆円」は新たな高速道路建設に充てるのである。どこが「コンクリートから人へ」なのか。裏返せば、全体で「1.1兆円相当の値上げ」なのである。どこが「無料化」なのか。公約違反も甚だしい。断固として阻止しなければならない。撤回させるべく、徹底的に闘いたい。
4.このように、鳩山政権は、国内外で公約違反を繰り返し、信頼を失っている。しかも、37兆円の税収しかないのに、44兆円も借金をして、バラマキの予算を組んでいるのである。来年度は、今の制度のままでも、51兆円も財源が不足し、さらに子ども手当の満額支給などを行えば、55兆円以上の国債を発行せざるを得なくなる。国家財政の破綻である。
5.さらに、鳩山総理と小沢幹事長の「政治とカネ」の問題、北海道教職員組合の小林千代美議員への裏ガネ献金問題、中井洽防災担当大臣の地震時に映画館に入り込み連絡がつかなかった問題、仙谷大臣・原口総務大臣の度重なる遅刻など、クリーンさも緊張感も失った政権である。怒りすら覚える。日本や地域の将来のために、一日も早く政権を打倒しなければならない。
6.対する自民党も思い切った改革ができず、じくじたる思いもあるが、私も「雇用・景気対策担当」(大臣)に選ばれた、次の内閣(「ネクスト・ジャパン」)で、しがらみのない中堅・若手が、政策を打ち出し、しっかりと発信していきたい。
特に、私は、政調副会長(事務局長)として、参院選に向けたマニフェストづくりに専心している。地域の生活や仕事に光が見えるような思い切った政策や、他方、国会議員定数の大幅削減や、霞ヶ関・天下り天国を解体する大胆な改革案を提示したいと考えている。この国の将来と、地元の明日のために、全力で頑張りたい。
なお、私なりのビジョン、政策を、新著「新(ネオ)ハイブリッド国家 日本の活路」にまとめました。
今後、講演会を開く予定です(スケジュールはこちら)。